【リバイバル配信】2024事務年度金融行政方針の読み解き

~持続的な経済成長に貢献するために~
受講区分 オンライン
開催日時 2024-10-16(水) 13:00~13:00
講師 専修大学 商学部
教授
渡邊 隆彦 氏

経歴:1986年東京大学工学部卒、1992年MIT経営大学院修了。三菱UFJ銀行(現)にて主に投資銀行業務を担当後、MUFGコンプライアンス統括部長、国際企画部部長を歴任。2013年4月より現職。ガバナンス・コンプラを中心に企業向け講演実績多数。日本郵政「グループコンダクト向上委員会」委員等も務める。

概要 ※本セミナーは2024/10/15に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

金融庁が策定するようになってからちょうど10年目の節目となる「金融行政方針」が、井藤英樹 新長官のもと8月30日に公表されました。
この「金融行政方針」は、これまでの金融行政の考え方や課題認識を踏まえ、金融庁が今後進めていく施策の方向性を明らかにするペーパーです。「2024事務年度金融行政方針」では、「資産運用立国」実現に向けての基本方針をはじめ、金融庁が今後1年間にわたって重点的に取り組む課題が示されています。
本セミナーでは、この最新版「金融行政方針」を読み解きながら、各金融機関がどのようなアクションをとれば良いのか、金融庁の問題意識を踏まえたうえで解説します。他の金融庁公表資料も参照しながら、今後の金融行政の姿を多角的に俯瞰してまいります。

【本セミナーで得られること】
・2024事務年度「金融行政方針」の要点
・金融庁の問題意識と行政スタンスに関する理解
・金融機関の課題と戦略の方向性の把握

【推奨対象】
金融機関の法務部、リスク管理、コンプライアンス部門、内部監査部門、システム会社。日本の金融業の課題と方向性を俯瞰するセミナーですので、ふだん金融庁や財務局と接点のない方にとっても有意義な内容です。
詳細 1.金融行政の基本スタンス
(1)金融行政の目標
(2)金融行政の改革

2.資産運用立国の実現に向けて
(1)家計:安定的な資産形成の支援
(2)アセットオーナー:責任ある機能発揮
(3)資産運用業:競争力強化・体制強化
(4)金融庁による環境整備:コーポレートガバナンス改革、スタートアップ支援等

3.顧客本位の業務運営

4.事業者支援の徹底
(1)事業者の課題に応じた支援
(2)事業者の持続的成長を促す融資慣行の確立

5.業態横断的な課題への対応
(1)経営基盤の強化と健全性の確保
(2)金融犯罪への対応
(3)マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の強化
(4)サイバーセキュリティの強化
(5)経済安全保障上の対応
(6)ITガバナンスの強化
(7)顧客(高齢者や障がい者)に寄り添った金融サービス

6.業態別の課題 ~持続可能なビジネスモデル構築とガバナンス高度化~
(1)主要行
(2)地域金融機関
(3)保険会社
(4)証券会社等

7.持続的な経済成長に向けての環境整備 ~GX・DX~
(1)サステナブルファイナンスの推進
(2)デジタル技術による金融サービスの変革

8.金融庁の取組み
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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