【リバイバル配信】金融機関におけるIFRS9(貸倒引当金)コンバージェンス基準案の概要と実務対応のポイント |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2024-09-13(金) 13:00~13:00 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ 監査・保証事業本部 金融事業部 三浦 崇 氏 シニアマネジャー 横田 大詩 氏 シニアマネジャー
【三浦 崇 氏】 |
概要 | ※本セミナーは2024/9/12に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。 2021年、企業会計基準委員会がついにIFRSとのコンバージェンス基準案の開発に着手し、現在公開草案の策定に向けて議論が進展しています。 2019年12月に金融庁が金融検査マニュアルの廃止を決定し、その後「フォワードルッキングな貸倒引当金」の導入が推奨されてきましたが、これは現行会計基準を前提とした任意の導入でした。 今回開発されるコンバージェンス基準案は、任意導入ではなく、本邦のすべての企業が当該基準に準拠した貸倒引当金の算定を要求されることになります。 本セミナーでは、企業会計基準委員会で検討されている2種類の会計基準(IFRS第9号を適用した場合と遜色ない"STEP2基準"、適切な引当水準を確保しつつ実務負担に配慮した"STEP4基準")を前提に、IFRS第9号の概要を示しつつ、両方の会計基準の差異や考えられる実務対応等を解説します。 【本セミナーで得られること】 ・コンバージェンス基準案に関する基礎的な知識と理解 ・貸倒引当金に関する実務対応のポイント 【推奨対象】 金融機関の信用リスク管理部門(貸倒引当金算定担当部門)の責任者・実務担当者、及び経理部門の責任者・実務担当者 |
詳細 |
1.貸倒引当金に関する環境 (1)ASBJにおける会計基準の開発動向 (2)金融機関の取組状況 2.コンバージェンス基準案(STEP2基準)の概要 (1)コンバージェンス基準案(STEP2基準)と現行基準との主な差異 (2)コンバージェンス基準案(STEP2基準)に係る一般的な体制 3.コンバージェンス基準案の重要論点とSTEP2基準・STEP4基準との差異 (1)対象範囲 (2)債務不履行の定義 (3)ステージ判定 (4)予想信用損失の測定 (5)将来予測情報の考慮 (6)実効金利法による償却原価測定 (7)利息計算 4.STEP2基準・STEP4基準及びオプションの選択に係るポイント 5.STEP2基準・STEP4基準で想定される実務のポイント 6.直近のASBJにおける会計基準開発の動向 <2024/9/12開催時> ~参加業界~ 信用金庫、その他銀行、都市銀行、システム会社、信用組合、行政機関、信託銀行、証券会社、地方銀行、政府系銀行 等 ~受講者の声~ ================================ ステップ2基準の部分が聞きたく受講しましたが、聞きたい部分が網羅されておりとても勉強になりました。 ステップ2基準とステップ4基準を比較しながら説明いただき非常にわかりやすかったです。実務ポイントも参考になりました。 ================================ |
お問合わせ |
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