【リバイバル配信】本邦金融機関の事例を踏まえたカルチャー監査の実践と課題

~行動様式を可視化し、あるべき企業文化を築くために~
受講区分 オンライン
開催日時 2024-08-29(木) 13:00~13:00
講師 PwC Japan有限責任監査法人
小林 康宏 氏 シニアマネージャー
大野 大 氏 シニアマネージャー
小平 秀明 氏 マネージャー

【小林 康宏 氏】
経歴:PwC Japan有限責任監査法人において、15年以上金融業に特化し、金融機関の内部統制の保証業務や財務諸表監査の他、SOX導入支援業務や内部監査のアドバイザリー業務に従事している。2018年より2年間、金融庁総合政策局に金融証券検査官として出向し、 大手金融機関や地域金融機関の内部監査の実態調査、海外G-SIFIsの内部監査部門その他内部監査の有識者から最新事例の収集し、「内部監査レポート」の2段階から4段階の内容について執筆する他、地方銀行のオンサイト検査に参加し、内部監査の他、1線及び2線、監査等委員会、取締役会を含めたガバナンス全般を担当。ガバナンスのみならず、営業店に対するヒアリング結果に基づいた経営理念や経営戦略の浸透に関する改善提案を実施。帰任後は、金融庁の経験を活かし、メガバンク、大手銀行、大手証券会社、大手信託銀行、大手保険会社、資産運用会社、ネット銀行、地域銀行の外部評価や内部監査高度化に従事。
資格:公認会計士
書籍:「金融機関の規制対応と内部監査」(共著):中央経済社

【大野 大 氏】
経歴:金融系コンサルティングファーム、大手IT企業等を経て現職。金融機関や製造業のクライアントに対して、企業文化改革、コンダクトリスク管理態勢構築、内部監査高度化等の支援を行っている。
直近は、大手金融機関、生保、事業会社に対するカルチャー監査の支援を多数実施しており、本邦におけるカルチャー監査のプラクティス確立に注力している。
カルチャー監査以外では、オペレーショナル・レジリエンスの態勢構築支援や、企業不祥事発生後の企業文化改革支援の実績が豊富である。
資格:公認内部監査人、公認不正検査士

【小平 秀明 氏】
経歴:大手電子部品メーカーグループの人事部門、コンサルティング部門を経て現職。人事評価・報酬制度設計や企業理念浸透等の実務経験を活かし、リスクマネジメント、コンプライアンス、カルチャー醸成に関するアドバイザリー業務に従事。
カルチャー監査に関しては、銀行や生命保険会社に対する支援実績を有する。その他、直近ではオペレーショナル・レジリエンスの態勢構築支援、危機管理態勢の高度化支援等も行っている。

概要 ※本セミナーは2024/8/28に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

企業文化(カルチャー)に対する監査手法は、昨年10月の金融庁による「『金融機関の内部監査の高度化』に向けたプログレスレポート(中間報告)」の中でも、内部監査が信頼されるアドバイザーとして第四段階の水準に至るための要件の一つとして、期待が高まっています。
その一方で何を監査するのか?具体的な実施手法は?どのような提言をするのか?など、実践のあり方については各金融機関で模索が続いているように見られます。
そこで本セミナーでは、カルチャー監査の支援経験の豊富な講師が、本邦金融機関における事例を踏まえて、カルチャー監査の実践手法や提言の方向性について解説を行います。
また今夏までに公開が予定されている最新のプログレスレポートの内容も考慮した上で、カルチャー監査のあるべき姿についても触れていきますので、カルチャー監査の実施を予定している内部監査部門の方や、監査受ける予定の部門の方にも有益な内容になります。

【本セミナーで得られること】
・カルチャー監査に関する基礎的な知識と理解
・カルチャー監査の具体的な実践のアプローチ
・カルチャー監査のありがちな失敗例と対応策
・カルチャー監査の提言において目指すべきこと・・・等

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門など、カルチャー監査を実施する側の方
金融機関の経営企画部門、人事部門など、カルチャー監査を受ける側の方
詳細 1.内部監査の「プログレスレポート」更新版のポイント
(1)「プログレスレポート」更新版の重要ポイント
(2)カルチャー監査に対する当局の期待
(3)リスクカルチャー醸成に資する監査
<font color="red">※金融機関の内部監査の高度化に向けたモニタリングレポートが9月に発表となりましたので、上記「「プログレスレポート」更新版の重要ポイント」については、別途収録した動画とアップデート資料を合わせて進呈いたします。</font>

2.カルチャー監査の進め方
(1)カルチャー監査とは
(2)カルチャー監査の具体的なアプローチ
(3)カルチャー監査の進め方の実践事例
(4)よくある失敗事例と今後の課題

3.カルチャー監査による提言の方向性
(1)企業文化改革に向けて内部監査は何を提言すべきか
(2)提言の事例紹介
(3)まとめ

<2024/8/28開催時>
~参加業界~
地方銀行、カード、都市銀行、生命保険、信用金庫、第二地方銀行 等

~受講者の声~
================================
カルチャ―監査手法について、実例を交えてのご説明で具体的内容がわかり、非常に理解が進みました。

モニタリングレポートについてや当局が金融機関の内部監査に期待すること、カルチャ―監査の手法についてをわかりやすく解説いただき、勉強になりました。
================================
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp