【リバイバル配信】航空機リースにおけるドキュメンテーションとリポゼッションの実務 |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2024-05-30(木) 13:00~13:00 |
講師 |
ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所 パートナー弁護士 鈴木 秀彦 氏 経歴:1989年弁護士登録後、クリフォードチャンスと提携していた中川合同法律事務所に所属し、ジャパレバ案件、政府系金融機関の海外融資案件ほか多数の国際ファイナンス案件に関与。2002年から2018年までクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業パートナーとして、多数のJOLCO案件、海外レッサーによる日本のエアライン向けオペレーティングリース案件、政府系金融機関による航空機輸入融資案件、日本航空の会社更生手続、スカイマークの民事再生手続などに関与。その間、2006年から2009年まで最高裁判所司法研修所教官(民事弁護)。2018年から2019年クリフォードチャンス法律事務所シニアコンサルタント。2019年からゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所パートナー弁護士。 |
概要 | ※本セミナーは2024/5/29に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。 日本における航空機リースの歴史は古く、1978年の「サムライ・リース」に始まります。現在では「日本型オペレーティングリース」(Japanese Operating Lease with Call Option)、通称「JOLCO」に形でリースが行われていますが、より複雑な仕組みを採用した航空機ファイナンス取引も盛んに行われています。詳しくは金融法務事情No.1994~1996に連載した「航空機ファイナンスの理論と実務」をご覧ください。複雑な取引おいても、最終的に航空機を運航するのがレッシーとしてのエアラインである以上、中心となる契約は航空機のリース契約ですが、雛型がほぼ確立しているローン契約とは異なり、航空機リース契約には雛型と言えるような標準的な契約書が存在せず、リース契約書の体裁は個々の取引ごとにかなり異なったものとなっています。航空機のリース契約書は、作成するにしてもレビューするにしても、慣れていないと非常に困難な作業になると思います。本セミナーでは、前所属事務所のクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業等における、ジャパレバ(日本型レバレッジドリース)の頃からの航空機ファイナンスの長い経験に基づいて、航空機リース契約の鍵となる条項の確認と、近年関心が高まっているリポゼッションについて、実際のリポゼッションの手続はどのようにして行われることになるか、などについて解説します。 【本セミナーで得られること】 ・航空機リースに関する基礎的な知識と理解 ・航空機リースの終了及びリポゼッションにおける実務対応 【推奨対象】 銀行の国際融資部門、審査部門、航空関連部門、リース会社・商社等の航空機リース部門の実務担当者 |
詳細 |
1.航空機リースの基本的な仕組み (1)ファイナンスリース/オペレーティングリース (2)ジャパレバとJOLCO 2.航空機リース契約のドキュメンテーション (1)航空機リース契約の構成 (2)リース期間の終了に関する規定 (3)リース期間終了後の処理に関する規定 3.航空機のリポゼッション (1)リポゼッションとは何か (2)占有の回復と登録の回復 (3)引渡判決の執行による占有の回復 (4)抵当権実行による競売の可能性 (5)ケープタウン条約はどこまで有用か |
お問合わせ |
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