証券化市場の最新動向 ~仕組み・対象資産の変遷、課題と展望~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-05-30(月) 13:30~16:30 |
講師 |
ドイツ証券 グローバル マーケッツ 証券化商品調査部長 ディレクター 江川 由紀雄 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
日本に所在する資産を裏付けとした初のABSが発行されてから10年あまりが経過した。証券化市場は発行額ベースで年間5兆円程度に達し、既に普通社債にほぼ匹敵する規模になっている。もはや証券化は「新たな金融技術」ではなく、ありふれた取引となっている。日本の証券化市場は単に量的に拡大してきただけではなく、証券化促進を意図した法制度の改正、様々な商品設計上の創意工夫、リスク評価の考え方の変遷を背景に、様々な質的な発展を遂げてきている。また、米国に比べ入手可能な情報が極端に少ないといった問題も抱えている。本講では証券化市場の発展を質的な変遷に着目して解説し、現状の課題と今後の展望について言及したい。 講義詳細 1.証券化の基本的な仕組みと特徴 (1)企業の信用力と証券化商品の信用力 (2)証券化による信用リスク加工の仕組み (3)証券化がもたらす効果 2.我が国における証券化市場の発展過程 (1)法制度およびビジネス慣行に起因する障害 (2)法制度の変遷 (3)対象資産の拡大とその背景 (4)商品設計上の工夫 (5)リスク評価の考え方の変遷 3.証券化市場の現状と展望 (1)証取法及び信託業法改正による影響 (2)個人情報保護法全面施行による影響と対応 (3)会社法及び信託法の改正の方向性と影響 (4)情報開示の現状およびその充実へ向けた動き (5)望ましい市場慣行の確立へ向けた動き (6)証券化市場の今後の方向性 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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