【リバイバル配信】内部監査高度化のあるべき方向性と具体的な実務対応策 ~金融庁公表「現状と課題」「プログレスレポート」及びIPPF改訂を踏まえ~ |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2024-04-22(月) 13:00~13:00 |
講師 |
アーク・フォー・コンサルティング株式会社 代表取締役 プロティビティ合同会社 プリンシパル 青木 洋 氏 経歴:東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入社、オリックス株式会社、プロティビティLLC、3年間の金融庁監督局総務課健全性基準室出向。ユニゾン・キャピタルでのコンプライアンス・オフィサーを経て、2022年6月に独立。長年にわたり、リスク管理、コンプライアンス、内部監査業務及びそれらに関するコンサルティング業務に従事。特に銀行の健全性規制や金融機関各業態のリスク管理、コンプライアンス、内部監査に精通している。 |
概要 | ※本セミナーは2024/4/19に開催セミナーのリバイバル配信です。 金利上昇やデジタル化といった経営環境の変化は、内部監査においても新しい監査テーマとして早急に取り組む必要があります。また内部監査自体に対しても、金融庁が「現状と課題」や「プログレスレポート(中間報告)」を、また本年1月にIIA(内部監査人協会)がIPPF(専門職的実施の国際フレームワーク)の改訂版を公表するなど、外部からの要求水準が高まり、内部監査の高度化は不可避です。 他方でITの活用など「現状と課題」で紹介された内容を表層的に導入する状況も垣間見られ、よりむしろ質の低い監査アウトプットを提供し、組織内部での信頼低下を招いている例も見受けられます。 本セミナーでは、組織に信頼される内部監査とは何かを定義し、そのために必要な具体的なアプローチを示します。また具体的な高度化手法として、リスク評価の方法やテクノロジーの活用等につき紹介し、本年特に重要とされる内部監査上のテーマについて解説いたします。 【本セミナーで得られること】 ・金融機関の内部監査に対する監督当局等の期待や、ガイドライン等の理解 ・内部監査の高度化の方向性やトレンド ・内部監査の高度化の具体的な方法 ・重要な監査テーマの理解 【推奨対象】 金融機関の内部監査部門長、内部監査部門企画担当者、内部監査部門員、監査役 初級~やや中級レベル <同講師によるセミナーのご案内> オペレーショナル・レジリエンスやサードパーティーリスクを学びたい方は、下記セミナーも合わせてご検討ください。 <a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/6217">金融機関におけるオペレーショナル・レジリエンスの確保とサードパーティーリスク管理のポイント</a> |
詳細 |
1.金融機関における内部監査を取巻く現状と外部のニーズ (1)金融機関における内部監査の位置づけの変化と現状 (2)金融庁「現状と課題」「プログレスレポート」の整理 (3)IPPFの改訂内容 (4)外部環境を踏まえた内部監査高度化の方向性 2.信頼される内部監査の構築(内部ニーズへの対応) (1)内部監査高度化の本質、方向性を誤った内部監査の高度化の恐ろしさ (2)内部監査に対する組織のニーズの傾向 (3)内部監査に対する組織のニーズを把握するための具体的な方法 (4)内部監査に対する組織のニーズに基づく内部監査高度化の工程 3.内部監査高度化の具体的手法と注意点 (1)リスク評価の方法 (2)内部監査におけるテクノロジーの活用(生成AI等) (3)カルチャー監査 (4)内部監査のアウトソース、コソースの注意点と対応 4. 2024年の重要監査テーマとその対応方法 (1) サイバーセキュリティ (2)オペレーショナル・レジリエンス (3)不祥事防止(コンダクト・リスク対応含む) (4)プロダクト・ガバナンス 5.その他の論点 (1) 経営と内部監査の関係(監査役と内部監査の関係) |
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