グローバル事例を踏まえたデジタル金融の現状と今後の展望<2024年版>

~デジタル活用の共通項と差異化するビジネスモデル~
受講区分 オンライン
開催日時 2024-02-28(水) 13:30~16:00
講師 EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
金融サービス ディレクター
西田 良映 氏

(にした よしあき)
経歴:IT大手で商品企画・コンサルティングを担った後、メガバンクに入社。金融サービスのイノベーションや全社的に業務のEnd to EndのDXを推進。近年は東南アジアにおける新たな金融サービスと既存銀行商品との融合ビジネスモデル立案を支援。現職は、銀行・証券のお客様を中心にデジタル戦略・データ戦略のコンサルティングに従事。
最近では、DXに加え、WEB3.0、デジタルアセット等における新たなビジネスモデルの創出、FintechおよびRegTechとの連携によるグローバル案件等を担当。

概要 “デジタル”という言葉は金融機関でも広く浸透し、デジタルという名前のついた部署や役割が当たり前になって久しくなりました。金融機関のデジタル活用の意識が高まり、新たなサービスも続々と生まれています。
実際のところ伝統的金融機関では『変革』とは至っていないもののDX活動は一段落し一定の効果を上げています。他方で比較的新興の金融機関においても、革新的なサービスで伝統的金融機関のシェアを切り崩すまでには至っていないものの、その存在感は高まってきているのではないでしょうか?これらの傾向は、全ての金融機関が同質化するのではなく、それぞれの強みを生かした戦略が明確になってきていることも、一つの背景と推測できます。つまり、デジタルといっても様々な目指す姿と実現方法があるということです。このような傾向は、欧州など海外でも見られます。一方、アジアにおいては、若干異なる傾向にあるように思います。
本セミナーでは、日本における金融機関の現在地とその戦略を分析すると共に、講師が実際に見てきた欧州・アジアの海外の傾向も広くご紹介いたします。そして日本と海外の類似性や差異について考察しつつ、今後金融機関が、それぞれの強みを生かしてデジタルをどのように活用していくのか、そのヒントをご提供したいと思います。

【本セミナーで得られること】
・金融機関の“デジタル”の現状と考察
・海外の伝統的銀行とチャレンジャーバンクの戦略
・共通する基礎的なデジタルの取り組み
・Fintechと金融機関の協業例
・それぞれ強みを生かしたデジタルの活用とそのビジネスモデルの事例分析

【推奨対象】
金融機関の経営企画部門、価値創造部門、リスク管理部門、IT企画部門、システム会社
詳細 1.振り返り:理想的なデジタルトランスフォーメーション 2022年
(1)チャネル戦略
(2)オペレーションのデジタル化
(3)データ戦略

2.日本の金融機関のデジタル化の現在地考察 2023年~2024年
(1)伝統的銀行のデジタル
(2)比較的新興系銀行、ネット銀行とのデジタル

3.海外の傾向
(1)欧州(ドイツ/UK)の傾向と代表的な取り組み例
(2)東南アジアの傾向と第行的な取り組み例

4.デジタルの有効活用において共通項となる条件
(1)データ戦略
(2)ITターゲットオペレーティングモデル
(3)ビジネスアーキテクチャ

5.これからの金融ビジネス
(1)想定されるビジネスモデルのパターン
(2)デジタルを活用した金融ビジネスの高度化アプローチ

6.質疑応答
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