企業文化醸成の実践方法と企業文化(カルチャー)に対する内部監査のポイント

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2024-01-31(水) 9:30~12:30
講師 のぞみ総合法律事務所 パートナー弁護士
MBA(経営修士)
CIA(公認内部監査人)
CFE(公認不正検査士)
吉田 桂公 氏

(よしだ よしひろ)
経歴:1998年3月東大寺学園高校卒業。2002年11月司法試験合格。03年3月東京大学法学部卒業。03年4月司法研修所入所。04年10月のぞみ総合法律事務所入所。06年4月~07年3月日本銀行決済機構局、07年4月~09年3月金融庁検査局に出向。09年4月のぞみ総合法律事務所復帰。23年3月中央大学ビジネススクール卒業(優秀論文賞・南甲倶楽部賞 受賞)。同ビジネススクールでは組織論を専攻。
主要取扱業務は、金融レギュレーション対応(保険業法、銀行法、金融商品取引法等)、内部監査支援、企業のコンプライアンス態勢構築支援、訴訟・金融ADR対応、調査委員会活動等。保険会社(生保、損保)、保険代理店、保険仲立人、銀行等のコンプライアンス態勢(内部規程、組織体制等)の構築支援等を多数手がける。
著書等として、「保険代理店の内部監査事例」(金融財政事情研究会)、「JSA-S 1003 保険代理店サービス品質管理態勢の指針 解説」(日本規格協会)ほか多数。
保険会社・保険代理店・保険仲立人・銀行等の社内研修も多数担当しており、金融庁での研修実績も有する(検査官向けに、改正保険業法について解説)。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 昨今、金融業界における不祥事が多く見られますが、不祥事の原因として、企業文化の問題が示されることが多くあります。金融庁も、「不祥事の多くにおいて、その原因として・・・企業文化等、経営の根幹そのものに関わる問題が関係していると考えられる」と指摘しているところです(金融庁「コンプライアンス・リスク管理基本方針」)。そのため、企業文化に対する内部監査の重要性が問われていますが、企業文化は“目に見えないもの”であるため、その監査の方法等については、内部監査部門にとって課題になっているものと思います。また、企業文化に対する監査においては、そもそも企業文化がどのようなものか、どのように醸成されていくのかを理解することが重要ですが、それを理解することも容易ではないと思います。
本セミナーでは、企業文化とはどのようなものなのか、(企業文化と密接に関連する)経営理念等を浸透させるにはどのような取組みが有用であるかを検討し、それを踏まえ、企業文化に対する監査をどのように行えばよいかについて、解説します。

【本セミナーで得られること】
・企業文化に関する理解
・経営理念等の浸透・企業文化の醸成に関する理解
・企業文化に対する内部監査(カルチャー監査)に関する理解

【推奨対象】
金融機関の経営企画部門・内部監査部門・法務部門・コンプライアンス部門・リスク管理部門の責任者・実務担当者

▼吉田桂公氏による10月20日開催セミナーのリバイバル配信も申込受付中▼
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詳細 1.企業文化とは

2.経営理念等の浸透、企業文化の醸成
(1)「経営理念」、「パーパス」、「Mission」、「Vision」、「Value」の関係性
(2)経営理念等の浸透・企業文化の醸成の取組み

3.企業文化と企業価値の関係
(1)企業文化と企業価値の毀損防止
   ~コンダクト・リスク事例も踏まえて
(2)企業文化と企業価値の向上

4.企業文化に対する内部監査(カルチャー監査)のポイント
(1)企業文化に対する内部監査の重要性と当局の方針
   ~「金融機関の内部監査の高度化」に向けた プログレスレポートを踏まえて
(2)企業文化に対する内部監査上の重要論点と監査方法

※金融行政の動向等により、内容は変更する場合があります。

5.質疑応答
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お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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