生命保険会社の収支構造の分析 ~保険販売・資産運用・ALMからみた2022年度までの実績を踏まえて~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2023-12-21(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社ニッセイ基礎研究所 保険研究部 主任研究員 安井 義浩 氏
(やすい よしひろ) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 私が生命保険会社に入った1987年当時はバブルに向かう右肩上がりの時代で、その後バブルは崩壊し、1990年代以降は実質的に破綻する保険会社が相次ぎました。国内金利はほぼ低下の一途をたどり現在に至ります。時に株価下落など経済環境の大きな変動もありました(現在は海外金利の上昇と円安)。 生命保険会社の決算はそうした状況を反映していますが、財務諸表を一見しただけではわかりにくい面があります。 本セミナーでは、生命保険会社の収支状況を理解するために必要な知識、すなわち保険の基礎的な仕組み、保険商品の販売業績・収支、資産運用収支の構造とこれまでの推移や、ALM的な考え方などを、図解も交えてできる限り平易に説明します。また保険会社のリスク管理も高度化し、経済環境等の変化に対応できるよう徐々に進化しています。わが国でも数年先に導入される予定の、経済価値ベースの資本規制については、少しだけ触れる程度としますが、むしろこれに至る背景や経緯など、大前提となる情報を中心にご提供できればと考えています。 ※本セミナーは<a href="https://www.seminar-info.jp/entry/seminars/view/3/5805/">2023/1/13開催のセミナー</a>を直近の決算情報をもとにアップデートしたものとなります。 【本セミナーで得られること】 ・生命保険会社の保険業績や収支状況の推移 ・基本的な保険商品の仕組みと資産運用・ALMの仕組み、資本規制などとの関係 【推奨対象】 保険会社のリスク管理、企画、商品、運用、経理・主計、監査部門の責任者・実務担当者 また、生命保険会社の経営分析に興味のある方々 |
詳細 |
1.生命保険の仕組みと主な財務諸表の見方 (1)保険商品の成り立ちと生命保険会社の収支の仕組み (2)損益計算書と貸借対照表 2.保険販売業績の推移 (1)保有契約、新契約 (2)年換算保険料表示 (3)主たる保険商品など(第三分野、金融機関窓販、外貨建保険、健康増進保険) 3.保険関係の収支 (1)保険料 (2)保険関係支払金(保険金、年金、給付金等) (3)事業費 (4)責任準備金 4.資産運用関係の収支 (1)インカム収支と基礎利回り (2)キャピタル損益 (3)ALMの必要性 (4)ALMと区分経理 5.利源分析と基礎利益 (1)利源分析の概要 損益計算書との関係 (2)基礎利益 6.剰余金とその行方 (1)剰余金の実態 (2)契約者配当 (3)「自己資本」の充実 7.ソルベンシーマージンや資本規制など (1)現行ソルベンシーマージン比率とその課題 (2)経済価値ベースのソルベンシーマージン比率 8.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |