【リバイバル配信】データと事例で読み解くキャッシュレス決済の最新動向と展望2023

~コード決済、BNPL、カード決済、アプリ送金、銀行口座直結チャージ、Embedded Payment~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-08-28(月) 13:00~13:00
講師 株式会社インフキュリオン コンサルティング
マネジャー 
森岡 剛 氏

(もりおか つよし)
経歴:株式会社日立製作所研究開発本部を経て2014年より現職。決済とフィンテックの豊富な海外事例情報を踏まえた分析に定評。社内外の各種メディアへの寄稿や社外講演など情報発信にも取り組む。博士(コンピューターサイエンス、トロント大学)。

概要 ※本セミナーは2023/8/25に開催・収録セミナーのリバイバル配信です。

コード決済アプリが、消費者の多くをキャッシュレスに転換しただけでなく、「アプリでお金を動かす」という新たな行動を広く定着させました。 近年では、BNPLの急成長、ポイントカードやクーポン券のアプリ化、そして自社アプリにコード決済機能を搭載する小売業者の増加といった新たな動きも見られます。 日本のキャッシュレス決済市場は、次々に生み出される新サービスがユーザーを求めて競争を繰り広げる、ダイナミックな市場に変貌しました。変わりゆく消費者行動を理解し、便利で心地よい決済体験を提供していくことが求められます。
インフキュリオンでは定期的にインターネット調査を実施し、日本の消費者の決済行動の変遷を見つめてきました。 本講演では、新たな局面に入りつつある日本のキャッシュレス決済市場の動向を最新データと国内外の事例を用いて解説し、今後の動きを展望します。主要サービスの利用動向においては、特にBNPL市場の構造変化、コード決済アプリ利用における銀行口座の立ち位置に注目しながら、「キャッシュレス派」の消費者の行動と世界観を、「現金派」と対比させながら考察し、ユーザー行動にフィットすることで成功したサービスの事例を紹介します。更に、海外動向において注目すべきポイントとして、銀行口座直結型のA2A(Account to Account)決済と、アプリ送金について取り上げ、昨今重要性が高まっているEmbedded Paymentについても解説します。最後に、国内の政策と関連法制度の動向を踏まえ、今後の方向性を解説します。

【本セミナーで得られること】
・国内の決済ビジネスの最新動向
・国内の消費者のキャッシュレス決済利用動向
・国が掲げる「キャッシュレスの将来像」と「決済のフルデジタル化」の展望

【推奨対象】
キャッシュレス決済、消費者向けアプリ、デジタル金融に関連する事業の企画/運営に従事している方
詳細 1.データで見る日本のキャッシュレス決済市場
(1)主要サービスの利用動向(カード/電子マネー/コード決済/BNPL)
(2)BNPL(Buy Now Pay Later)市場の構造変化(PayPay後払い、NP後払い)
(3)コード決済アプリと銀行口座(チャージ、送金)

2.ユーザー獲得のための消費者行動分析
(1)「キャッシュレス派」と「現金派」のペルソナ
(2)お金の管理機能が不足している現状のキャッシュレス決済
(3)ユーザー体験の観点からの事例解説:Starling Bank、家計アプリとクレカ、BNPL、コード決済

3.注目すべき国内外動向
(1)銀行口座直結型のA2A(Account to Account)決済(GoCardless、Tink、BankPayなど)
(2)アプリ送金(Swish、Paym、Cash App、ことら、PayPayなど)
(3)Embedded Payment(JowとCheckout.comなど)

4.国内の政策と法制度の動向
(1)経済産業省「キャッシュレスの将来像に関する検討会」
(2)不正利用被害の拡大とその対応
(3)関連法制度(デジタル給与、全銀システム開放、デジタル通貨など)


~参加業界~
システム会社、決済サービス、カード、地方銀行、損害保険、リース、コンサルティング、事業会社 他

~受講者の声~
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データを用いた解説だったため非常に納得感があり、大変勉強になりました。資料もとてもわかりやすかったです。

国内・海外、それぞれの決済状況がわかり、参考になりました。また新たな発見もでき、非常に理解が深まりました。
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