【リバイバル配信】保険経済価値ベース規制導入に向けて

~経営・実務における論点と目指すべき姿~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-07-28(金) 13:00~13:00
講師 キャピタスコンサルティング株式会社
代表取締役
森本 祐司 氏

(もりもと ゆうじ)
経歴:東京海上火災保険にてALM、リスク管理等の業務に従事 1998年には日本銀行金融研究所において金融工学関連の研究を行う その後複数の外資系投資銀行を経て、2007年1月にキャピタスコンサルティングを設立 保険会社や銀行のリスク管理に関するアドバイス業務に長年従事 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師 東京工業大学理学院数学コース非常勤講師  日本保険・年金リスク学会(JARIP)副会長 東京リスクマネジャー懇談会(TRMA)共同代表
資格:日本アクチュアリー会準会員、日本証券アナリスト協会検定会員
書籍:「経済価値ベースの保険ERMの本質」 「ゼロから分かる金融リスク管理」「【全体最適】の保険ALM」など

概要 ※本セミナーは2023/7/27に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

2020年に経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する有識者会議報告書が公表されてから3年が経過しました。2025年の導入を想定するとすでに折り返し地点を通過しています。その間、検討状況は暫定決定に関するペーパーが公表されたのに加え、先日も、「保険会社の新たな健全性規制の導入に係る市場への影響度調査」に関する結果が公表されており、導入は着実に迫ってきていることが感じられます。
保険会社側の準備も進んできていることと思いますが、この規制が保険会社にとっても有用であるものとするためには、「3つの柱」すべてが正しく機能することが重要です。そのためにも「第1の柱」の内容や、計算上の細かい部分に振り回されることなく、経済価値ベースの本質を正しく理解するということが、規制側にも保険会社側にも求められます。
本セミナーでは、改めて今回の新たな規制導入の意義を考えるとともに、それがなぜ有用なのかということについて改めて考えます。そのうえで、保険会社が目指すべき経済価値経営の在り方、さらには実務対応上の論点等について検討していきます。

金融庁から6月30日に公表された『経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する基準の最終化に向けた検討状況について』についても本セミナーでカバーいたします。

※当日までの公表情報によっては講演項目・内容に一部変更の可能性がございます。

【本セミナーで得られること】
・経済価値ベース保険規制に関する知識と理解
・経済価値ベースを活用した目指すべき経営・実務の方向性

【推奨対象】
保険会社、共済のリスク管理、企画、商品、運用、監査部門の責任者・実務担当ならびに経済価値ベースソルベンシー規制に関心のある方
詳細 1.経済価値ベース規制導入に向けた検討状況
(1)経済価値ベース規制の議論ポイント
(2)現時点で見えてきている方向性
(3)引き続き論点になりうるポイント

2.経済価値ベースの考え方を再考する
(1)「価値を考える」とは何か
(2)保険会社における経済価値の有用性
(3)現行会計やIFRSとの対比

3.保険会社の目指すべき経済価値経営とは
(1)経済価値ベースでのRAFの構築
(2)PDCAサイクルの再検討
(3)経済価値文化の醸成

4.実務上の論点と考え方
(1)「ロック・イン思考」からの脱却
(2)「組織慣性」呪縛からの解放
(3)「第2/第3の柱」を有効に活用


~参加業界~
生命保険、アセマネ、システム会社、教育 他

~受講者の声~
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・経済価値ベース保険規制についてのこれまでの経緯や、今後進んでいく方向性が理解できて大変勉強になりました。

・当局の意図する方向性がわかりました。また、講師の見解を聞くことができたので、とても参考になりました。
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