<内部監査人向け>バーゼルIII最終化総振り返りと最新の実務対応ポイント

~バーゼルIII対応にかかる内部監査の重要論点~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-07-27(木) 13:30~16:30
講師 EY新日本有限責任監査法人
神崎 有吾 氏 アソシエート・パートナー
中山 健一 氏 シニア・マネージャー

【神崎 有吾 氏】
(かんざき ゆうご)
経歴:格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所。統合的リスク管理(ERM)や信用リスクのコンサルティングや会計監査に従事。2009年~2011年、金融庁監督局総務課バーゼルII推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事。2015年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供。
書籍:『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載)

【中山 健一 氏】
(なかやま けんいち)
経歴:2007年新日本監査法人入所、入所後は、メガバンク・地銀の会計監査等に従事。2017年~2019年 金融庁健全性基準室に出向、自己資本規制(主にCVAリスク、マーケットリスク)の策定・承認等を担当。現在は、金融機関向けアドバイザリー業務を担当。
資格:公認会計士

概要 内部モデル採用行/国際基準行については2024年3月に、その他の銀行については2025年3月に、バーゼルIII最終化が適用されることとなっており、自己資本比率計測方法が大きく変わります。一方、自己資本比率計測について、十分な知見やノウハウを有する人材は、各行十分では無く、特に内部監査部門に十分なリソースを割くことが困難であることも少なくありません。
今回の講演では、信用リスク・市場リスク・オペリスク(オペレーショナルリスク)それぞれについて、バーゼルIIIの改定を踏まえて、内部監査担当者が特に確認すべき論点を分かりやすく説明する予定です。
新規制の動向、および新規制に対する内部監査の手法や内容を理解していただき、実務の効率化・高度化に繋げるため、本セミナーを役立てていただければ幸いです。

※本セミナーは2023/3/16開催のセミナーを内部監査人向けに論点をアレンジしたものとなります。
 <a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/5870">バーゼルIII対応の総振り返りと最終告示を踏まえた最新の実務対応ポイント</a>

【本セミナーで得られること】
・自己資本比率規制に関する内部監査の基礎的な知識と理解及び事例を踏まえた実務的な対応
・バーゼルIII最終化に関する体系的な知識と理解
・信用リスク、オペリスク、市場リスクに関わる周辺知識と理解
・金融庁による最終告示の見直しポイント

【推奨対象】
銀行の内部監査責任者・実務担当者、バーゼル規制を内部監査の視点から学びたい方
詳細 1.バーゼルIII改定の全体像と内部監査
(1)バーゼルIII改定に係る全体像
(2)自己資本比率監査に係る内部監査のアプローチ(リスクベースアプローチ、フォワードルッキング、3線管理など)
(3)自己資本比率監査に係る内部監査の事例紹介

2.信用リスクにかかる内部監査上の論点
(1)標準的手法
(2)内部格付手法

3.オペリスクにかかる内部監査上の論点
(1)リスクアセット計算
(2)損失データ収集(正確性・網羅性の検証)

4.市場関連リスクにかかる内部監査上の論点
(1)カウンターパーティ信用リスク(CCR)
(2)CVAリスク
(3)マーケット・リスク

5.質疑応答
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