【人気講座】セカンダリー投資から見る低流動性資産(PE/VC等)への投資実務とリスク管理

~グローバルにおけるセカンダリー投資の歴史と日本での現状~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-06-20(火) 9:30~12:30
講師 あいざわアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
白木 信一郎 氏

(しらき しんいちろう)
経歴:三和銀行(現三菱UFJ銀行)資金証券為替部 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社 代表取締役社長CIO アストマックス投信投資顧問株式会社 取締役CIO、あけぼの投資顧問 代表取締役CIO、2021年 会社統合により現職。
1995年以降、一貫してPEファンド、ヘッジファンド等オルタナティブ資産投資業務に携わり、海外、国内の独立系運用会社の調査、ファンド投資実行数ともに多数。主な著書、論文に「投資ファンドのすべて(きんざい)」、「PEファンドの運用成績計測手法について(証券アナリストジャーナル2018年10月号)」等。
資格:ロンドン・ビジネス・スクール 金融修士号

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 2008年の金融危機以降、バイアウトファンドやVCをはじめとする低流動性資産に対する投資が拡大してきました。プライベートエクイティのリターンが、概ね上場株式投資のリターンを上回ってきたことや、投資家がゼロ金利の影響からリターンの得られない債券投資から、過去のリターンがよかったプライベートアセットをはじめとするオルタナティブ投資にアロケーションを移してきたことが背景にあります。日本の銀行は、LBOファイナンスを通じた貸出を増やすためにバイアウトファンドに対して政策的な投資を増加させました。アメリカではベンチャー企業の大型上場が相次ぎ、日本でもユニコーン銘柄が複数現れるなど、ベンチャー投資も脚光を浴びるようになりました。結果として、投資家はそのすそ野を広げつつ、様々なプライベートアセットへの理解を深めている状況です。
一方、新たにプライベート資産を扱う投資家にとって、当該アセットクラスは、キャピタルコールやディストリビューション(分配金)等の独特のキャッシュフローを持つこともあり、パフォーマンス測定やリスク管理が従来の有価証券と異なる部分が多く、対応が難しいことがあります。欧米では、ファンドLP持分のセカンダリー取引や長期保有銘柄を継続保有するためのGP主導のセカンダリー取引等も一般的で、PEファンドを中心としたエコシステムが構築されていますが、日本では発展途上です。
本講義では、低流動性資産に対するセカンダリー投資の実務を通じて、パフォーマンス管理やリスク管理の在り方について論じます。

※本セミナーは2023年2月17日開催のセミナーをアップデートしたものとなります。
 <a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/5810">低流動性資産(PE、VC等)への投資実務とリスク管理の高度化</a>

【本セミナーで得られること】
・低流動性資産投資(PE/VC等)に関する基礎的な知識と理解
・セカンダリー投資における実務とパフォーマンス管理
・リスク管理の考え方の理解

【推奨対象】
PE/VC投資を行う金融機関の投資担当者、リスク管理担当者
詳細 1. PE/VC投資の歴史と現状
(1)米国、日本におけるPE/VC投資の歴史
(2)PE/VC投資の現状
(3)2023年以降のトレンド予想

2. PEセカンダリー投資について
(1)PEセカンダリー投資の発展の沿革
(2)PEセカンダリー投資の現状
(3)PE/VCセカンダリー投資の実務

3.PE/VC投資のパフォーマンス管理とリスク管理
(1)PE/VC等のパフォーマンス測定の基礎
(2)PME(パブリック・マーケット・エクイバレント)について
(3)公正価値評価の重要性

4.セカンダリー投資の実例紹介
(1)LPセカンダリー投資
(2)ダイレクトセカンダリー
(3)GP主導のリストラクチャリング取引

5.質疑応答
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