金融機関におけるバーゼルIII最終化への対応

~自己資本比率規制を巡る最新動向とその対応のポイント~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-06-30(金) 9:30~12:30
講師 合同会社浅井太郎事務所
代表
元日本IBM株式会社プロモントリー事業部 
ディレクター
浅井 太郎 氏

(あさい たろう)
経歴:長期信用銀行に入行後、大手監査法人系コンサルティング会社を経て、金融庁健全性基準室において、内部モデル承認審査及びバーゼル3等の国内実施を担当。
金融庁退職後は、金融規制対応・内部管理体制高度化等に関するサービスを提供。
日本IBM株式会社プロモントリー事業部も経ながら、2023年4月に独立。金融規制に関するコンサルティングサービスを提供。
資格:公認会計士、中小企業診断士、証券アナリスト協会検定会員等
書籍:「バーゼルIII 自己資本比率規制 国際統一/国内基準告示の完全解説」「9つのカテゴリーで読み解くグローバル金融規制」(ともに共著)

概要 金融機関の健全性を示す仕組みである自己資本比率規制については、「バーゼルIII最終化」として2023年3月から段階的に実施されています。
自己資本比率規制自体がリスク管理の枠組みと結びつく中で非常に複雑なものとなっており、その見直しの影響は非常にはかりにくいものとなっています。
本セミナーにおいては、現行の大きな枠組みから「バーゼルIII最終化」への対応に向けたポイントまで、まさにこれから「バーゼルIII最終化」対応に取り組むご担当者に向けたご説明を実施いたします。

【本セミナーで得られること】
・自己資本比率規制の概要の理解
・バーゼルIII最終化の概要の理解
・対応のポイント

【推奨対象】
銀行、信用金庫、信用組合のリスク管理部門、財務部門、内部監査部門の責任者・実務担当者、「バーゼルIII最終化」への対応を行う金融機関の担当者
詳細 1.自己資本比率規制の概要
(1)国際統一基準と国内基準
(2)自己資本比率の算出方法の概要
(3)リスクの捕捉対象

2.バーゼルIII最終化の概要
(1)見直しの全体像
(2)信用リスク(標準的手法)
(3)信用リスク(内部格付手法)
(4)デリバティブ取引
(5)オペレーショナルリスク(相当額の算出・内部損失データ)
(6)マーケットリスク(市場リスク)
(7)資本フロア・経過措置等

3.バーゼルIII最終化の影響
(1)早期適用行の特徴
(2)個別金融機関への影響等

4.バーゼルIII最終化に向けた対応のポイント

5.質疑応答

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