金融機関におけるChatGPTを含む生成系(ジェネレーティブ)AI活用の法務実務 ~利用態様別の整理~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2023-06-16(金) 10:00~12:00 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 慶應義塾大学 大学院法学研究科 特任教授(非常勤) 田中 浩之 氏
(たなか ひろゆき) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近時、ChatGPT(チャットGPT)等の急速な普及等により、生成系(ジェネレーティブ)AIの業務利用を開始・検討する企業が急増しており、金融機関もその例外ではありません。しかし、生成系AIの利用にあたっては、法的に留意すべきポイントが数多くあり、急速に実務が動いています。そこで、本セミナーでは、生成系AIの利用にあたってのポイントについて利用態様毎に基礎から実務上のポイントについてまで解説します。 【推奨対象】 金融機関の法務部門・企画部門・システム部門・データ/AI利活用部門責任者・実務担当者 【本セミナーで得られること】 ・金融機関における生成系AI(ChatGPT等)の利用にあたって法的に留意すべきポイントと対処法、今後の展望 ・生成系AIの利用にあたっての法的責任と倫理的責任の理解 <font color="red">《 好評の為、リバイバル配信決定!》 ライブ当日・アーカイブ期間で視聴ができない方は「リバイバル配信」にお申し込みください▼ <a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/5971">【リバイバル配信お申し込みページ】</a></font> |
詳細 |
1.金融機関における生成系AIの想定され得る利用態様と問題点 (1)ChatGPT等の一般向けの生成系AIを社内で利用する場合の問題点 (2)ChatGPT等の生成系AIをAPIで利用し、ファインチューニング・プロンプトデザインする等して利用する場合の問題点 ※ファインチューニングとは、ユーザーが持つデータを用い、ChatGPTを特定のタスクに適応させていく学習方法 ※プロンプト・デザインとは、生成系AIに処理をされるために入力する入力文(プロンプト)の仕方に工夫をする方法 (3)特定目的用の生成系AIを自社又は委託先を使って独自開発して利用する場合の問題点 2.生成系AI関係のルール整備と関連契約等 (1)社内ルールの整備のポイント (2)生成系AI事業者の利用規約(API利用規約を含む)の検討ポイント (3)AI開発ベンダーとの契約のポイント 3.データ利活用に関する問題点 (1)機密情報・営業秘密との関係 (2)個人情報・プライバシーとの関係(日本法上の整理・GDPR等グローバルの動向) (3)データ入力にあたってのスクレーピングと利用規約等との関係 ※スクレ―ピングとは、Webサイトから特定の情報を自動的に集めてくる技術 4.著作権等の知的財産権との関係(画像生成系AIの利用時の問題を含む) (1)生成系AIへのコンテンツ入力・生成系AIからのコンテンツ出力と知的財産権の侵害可能性 (2)データセット・生成系AIモデル・生成系AIから生み出されたコンテンツの知的財産権の帰属 5.生成系AIの利用と法的責任・倫理的な責任 (1)生成系AIが出力した内容の正確性・公平性・適法性等に問題があった場合の法的責任 (2)生成系AIの利用者による違法行為と生成系AIの提供者の法的責任 (3)生成系AIとAI倫理(グローバルの動向も踏まえて) 6.生成系AI自体への規制・金融規制との関係 (1)AIについての法規制の可能性(グローバルの規制動向も踏まえて) (2)生成系AIの利用と金融規制抵触の可能性 7.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※2023年5月9日にセミナー詳細の一部に加筆修正を行いました。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |