カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギー電源開発の最新動向と金融機関の役割

~FIP制度、環境価値取引、コーポレートPPA等の最新動向の解説~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-05-30(火) 13:30~15:30
講師 森・濱田松本法律事務所
パートナー
野間 裕亘 氏

(のま ひろのぶ)
経歴:2010年森・濱田松本法律事務所入所。プロジェクトファイナンスを主要な業務分野とし、みずほ銀行プロジェクトファイナンス営業部への出向やAshurst LLP勤務を通じて国内外の多数のプロジェクトファイナンス案件に従事。
書籍:「JAPAN OFFSHORE WIND – race for offshore wind」 (International Financial Law Review June/July 2019、共著)等

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 2050年カーボンニュートラルという目標に向けて再生可能エネルギーを巡る事業環境が大きく変わろうとしています。
再エネ導入促進という目標のため2012年に導入されたFIT制度は、2022年以降順次再エネの電力市場での自立と主力電源化を促すFIP制度(Feed-in-premium制度)への移行が進められています。
また、社会的な環境価値への意識の高まりを受けて、非化石証書等の環境価値に関する法制度や民間の取組みも広がっています。
このような事業環境の変化を受けて、これまでのFIT制度に基づく電源開発及び資金調達に代わり、コーポレートPPAや小規模電源のポートフォリオ取引など、FIP制度や環境価値に着目した再エネ電源開発と資金調達の検討が進められています。
本セミナーでは、こうした新しいタイプの再エネ電源開発の手法について、事業者及び金融機関の双方の視点から分かりやすく解説します。

【本セミナーで得られること】
・FIP制度や環境価値取引に関する基礎的な知識と理解
・コーポレートPPA案件など新たな再エネ電源開発手法とその資金調達に関する最新の実務動向

【推奨対象】
・再エネ電源開発に携わる事業会社の担当者
・自然エネルギー由来の電力、環境価値の調達を検討する需要家企業の担当者
・再エネ電源開発に対する投融資に携わる銀行、証券会社、リース会社、ファンド等の金融機関の担当者
詳細 1.再生可能エネルギーマーケットの状況(太陽光、陸上風力、洋上風力、バイオマス、地熱、水力)
(1)FIT制度導入以降のマーケット状況
(2)再エネ電源開発と資金調達の類型
(3)カーボンニュートラルを見据えた今後のマーケットの見通し

2.再エネ電源開発を巡る事業環境の変化
(1)再エネ法制の改正(FIT制度からFIP制度へ)
(2)電力システム改革
(3)環境価値を巡る制度の動向(非化石証書等)

3.新しい類型の再エネ電源開発[1]コーポレートPPA
(1)コーポレートPPAの類型
(2)コーポレートPPAに関連する法規制等
(3)コーポレートPPAの留意点(インバランスリスク等)

4.新しい類型の再エネ電源開発[2]その他
(1)ポストFITの事業継続を見据えた電源開発
(2)中小規模案件のポートフォリオ取引
(3)地域活用電源の開発や地域金融既何による再エネ電源開発の参入

5.質疑応答
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