【人気講座】内部監査実務で役立つ技術的なスキルの向上に向けたキーポイントと事例演習

~現場で使える問題発見スキル、不正リスク対応スキル、リスク評価スキル、コントロール評価スキル~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-05-24(水) 13:30~16:30
講師 株式会社電研
代表取締役
内部監査高度化センター所長
(元 金融庁検査局統括検査官第6部門長)
武藤 制揮 氏

(むとう せいき)
経歴:元金融庁検査局統括検査官第6部門長。外資系大手金融機関22社及びメガバンク海外4拠点に対する主任検査官を含め、12年間で銀行、保険、証券、信託、投信投資顧問、政府系等62社の金融検査を実施。また、PwCあらた有限責任監査法人ディレクターとして金融機関36社の内部監査外部品質評価、規制対応支援を6年間実施した後、現職で大手金融機関等から内部監査高度化手法(経営監査、リスクベース監査、機動的監査、根本原因分析等)のアドバイザリーや、内部監査コソース(システムリスク監査、外部委託管理監査、事務事故対応監査等)を受託。金融庁入庁前は、東京大学工学部を卒業後、商社及び銀行に19年間勤務。
内部監査スキルアップの研修講師としては、セミナーインフォ、大手金融機関、日本証券業協会、全国信用金庫協会、全国地方銀行協会、第二地方銀行協会、日本取引所自主規制法人等に対し、2014年から200回以上の講演を実施。
書籍:「元金融庁主任検査官が解説する業務上の留意点」(Monthly信用金庫 連載) 「金融機関の規制対応と内部監査」(共著)(中央経済社)

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融庁から公表された「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」では、リスクベース監査(第2段階)、経営監査(第3段階)、第4段階に向けた内部監査高度化の内容として、ガバナンス、リスクマネジメント、コントロールに対する有効性・妥当性の評価、フォワードルッキング、根本原因分析、動的リスク評価、機動的な監査等が示されており、内部監査の現場に求められるスキルの範囲が一気に拡大しています。
こうした中、内部監査の現場では、発見力、分析力、説明力を支える問題発見スキル、不正対応スキル、リスク評価スキル、コントロール評価スキルといった内部監査高度化のベースとなる技術的なスキルのレベルを再確認するとともに、さらなる向上への取り組みが急務となっています。一方で、内部監査の現場が直面する状況に対応したスキルアップのわかりやすい参考書や文献はなかなか見当たりません。
本セミナーでは、金融検査や内部監査コソースの豊富な現場経験に基づき、監査現場に求められる技術的なスキルを向上させる手法について、検査現場や内部監査現場での成功事例・失敗事例を参照しながら、わかりやすく解説します。

【本セミナーで得られること】
・問題発見スキルの向上
・不正対応スキルの向上
・リスク評価スキルの向上
・コントロール評価スキルの向上

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門・コンプライアンス部門の責任者及び実務担当者、内部監査セミナーで監査スキルを学びたい方、CPE単位取得にもおすすめの講座です。
事例演習を参照した解説は、監査経験の浅い方には監査の付加価値を体得できるものであり、ベテランの方にも日頃の悩みを解決できる機会となるように解説させて頂きます。
詳細 1.問題発見スキルのキーポイント
(1)質問シート・アンケートの留意点
(2)事前提出資料のどこに着眼するか
(3)実査でどこに着眼するか

2.不正対応スキルのキーポイント
(1)内部監査現場における不正のトライアングルの活用
(2)内部監査現場として不正リスクをどのように評価するか
(3)不正に対するコントロールをどのように見極めるか

3.リスク評価スキルのキーポイント
(1)事前にどこまで評価するか
(2)内部監査現場でどのように評価するか
(3)合意形成のために何を作成するか

4.コントロール評価スキルのキーポイント
(1)何を根拠としてどのように分析するか
(2)コントロール要素をどこまで分解するか
(3)監査リスクについての留意点

5.質疑応答
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お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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