経営に資する内部監査の理解と実現のための重要論点

~監査の実効性向上とサステナビリティ経営への貢献に向けて~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-02-24(金) 13:30~15:00
講師 専修大学商学部
教授
渡邊 隆彦 氏

(わたなべ たかひこ)
1986年東京大学工学部卒、1992年MIT経営大学院修了。三菱UFJ銀行(現)にて主に投資銀行業務を担当後、MUFGコンプラ統括部長、国際企画部部長を歴任。2013年4月より現職。ガバナンス・コンプラを中心に企業向け講演実績多数。現在、日本郵政「グループコンダクト向上委員会」委員等も務める。

概要 日本におけるコーポレートガバナンスの高度化とともに、内部監査の重要性にスポットが当たるようになりました。内部監査に期待される領域が拡大し、今や「経営に資する内部監査」が必要とされています。
一方、企業経営においては、サステナビリティの位置づけが「配慮すべき課題」から「経営戦略の根幹を成す課題」へと変化し、この結果、内部監査にもサステナビリティ経営への貢献を視野に入れることが求められつつあります。
本セミナーでは、こうした背景を俯瞰したうえで、「経営に資する内部監査」の前提として内部監査への経営からの信頼を確立するために何をすれば良いか、どんな専門的能力を習得すれば良いかを解説し、先進的な取組みとしてのサステナビリティ監査やESG監査の実例にも触れたいと思います。
内部監査を通じての経営への貢献について考えを深める絶好の機会ですので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

【本セミナーで得られること】
・内部監査の将来的な方向性に関する理解
・サステナビリティ経営とそれに資する内部監査についての理解
・内部監査人に今後求められるスキル・能力の把握

【推奨対象】
業種・役職を問わず、内部監査人に求められる今後のスキルや方向性、経営に資する監査に関心をお持ちの内部監査人の方々
詳細 1.ガバナンスと内部監査の高度化
(1)日本におけるコーポレートガバナンスの進化・深化
(2)内部監査が果たすべき役割の変化
(3)3線モデルの変化
(4)3線モデル各ラインの課題

2.経営戦略・ビジネスモデルの変化
(1)VUCA時代におけるビジネス環境の変化
(2)サステナブルな社会に向けたビジネスのパラダイムシフト
(3)企業のサステナビリティ対応
(4)内部監査のサステナビリティ対応

3.経営からの「内部監査に対する信頼」の確立に向けて
(1)内部監査部門全体での取組み
(2)個々の内部監査人の専門的能力向上

4.サステナビリティ監査・ESG監査の実例

5.質疑応答
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