MUFG/三菱UFJ銀行における内部監査の取り組み

~内部監査部門の現状と課題、監査実務の具体的事例~
受講区分 オンライン
開催日時 2022-11-24(木) 13:30~15:00
講師 株式会社三菱UFJ銀行
疋田 智一 氏 執行役員 監査部長
橋本 秀 氏 監査部 調査役
岩﨑 弘高 氏 監査部 上席調査役

【疋田 智一 氏】
(ひきた ともかず)
東京大学工学部卒業
1995年 三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行 、2016年 財務企画部IR室次長、2020年 経営企画部副部長を経て、2021年4月より現職。本邦・米州・欧州・アジア各地域監査室を束ねるグローバル・チーフ・オーディターとして、監査のグローバル一体運営を牽引する。

【橋本 秀 氏】
(はしもと しげる)
大阪市立大学理学部卒業
1991年 三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行、金銭債権証券化業務等への従事を経て、2015年より現職。
主に法人・リテール(R&C)部門やデジタルサービス(DS)部門の内部監査業務に従事。
資格:公認内部監査人(CIA)、公認AMLスペシャリスト(CAMS)

【岩﨑 弘高 氏】
(いわさき ひろたか)
神戸大学経済学部卒業
1988年 三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行、中小企業部上席調査役を経て、2010年より現職。
長年の与信・融資管理の企画等の経験を活かし、コーポレートセンターや事務部門の内部監査業務に従事。
資格:公認内部監査人(CIA)、公認不正検査士(CFE)、公認情報システム監査人(CISA)

概要 MUFGの内部監査部門は、グループの価値向上に貢献すべく、健全な業務運営を支える内部統制のアシュアランス、並びに、大きなリスクを顕在化させないための助言・提言・気づきの提供に取り組んでいます。
第一部では、MUFG内部監査部門の現状や課題、「グローバル」「グループ」「人材」の各施策における取り組みをご紹介します。
第二部では、3線としてどのような着眼点・アプローチで監査を実施し、アシュアランスや提言に繋げているか、近年の取り組み事例についてご説明致します。
※講演内容は一部変更となる可能性があります。

【本セミナーで得られること】
・金融業界における内部監査部門の課題・取り組み事例
・MUFG/三菱UFJ銀行の内部監査実務における取り組み事例
 (拠点ヒアリング、オペレーショナル・レジリエンス)

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門・リスク管理部門、監査法人等
詳細 【第一部】
1.MUFG内部監査の状況
 (1)組織構成(持株・銀行)
 (2)グローバルレポートライン
 (3)欧米G-SIBsとの比較

2.MUFG内部監査部門の課題
 (1)内外目線での課題認識

3.内部監査部門の重点施策
 (1)グローバル一体運営の更なる進展
 (2)グループ一体運営の更なる進展
 (3)人材育成・資源配置

4.人材に対する取り組み
 (1)国内グループベースでの教育研修
 (2)社内情宣

【第二部】
1.拠点インタビューに関する取り組み
 (1)拠点インタビューの活用に向けて
  (a)監査部 組織構成(持株・銀行)
  (b)国内の3線体制
  (c)経営に資する監査に向けて
  (d)拠点インタビューの活用
 (2)活用事例
  (a)リスクオーナーシップ監査
  (b)資産運用ビジネス監査
  (c)カルチャー監査
 (3)拠点インタビューの効果と課題

2.オペレーショナル・レジリエンスに関する取り組み
 (1)オペレーショナル・レジリエンス原則について
  (a)BCBSオペレーショナル・レジリエンス原則に関する金融庁/日銀資料
  (b)金融庁のシステム障害レポート
  (c)その他の内外環境変化
 (2)三菱UFJ銀行での取り組み
  (a)三菱UFJ銀行のリスク管理・危機管理態勢
  (b)オペレーショナル・レジリエンスへの取り組み
 (3)内部監査としての取り組み
  (a)大規模障害対応状況監査(2021年)
  (b)大規模障害対応状況監査(2022年度/2線検証の観点)
  (c)内外変化を踏まえての現場実感

―質疑応答―

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