クレジット・消費者信用業界のアライアンス・再編 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-11-16(火) 13:30~16:30 |
講師 |
アクセンチュア株式会社 アソシエイト・パートナー 三宅 利洋 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
大手銀行による専業大手、信販大手への資本関係強化が話題となっている。これは、私が以前より唱えてきた、業態を超えた商品・サービス・チャネルの再編、つまり機能別の役割分担の見直しや業種・業態間連携を通した事業の再構築が現実のものとなってきている現れだ。クレジット・消費者信用ビジネスは、成長が鈍化しているとは言え、マクロ的に見ても確実に成長する産業であり、大手銀行にとってリテールビジネスの収益性を高めるための重要な事業であることは確かだ。一方で、事業間シナジーを追求するのは非常に難しいのも事実であり、各グループの今後の動向にも目が離せない。本セミナーでは、大きな変化の兆しが見えてきた中で、銀行を含む各業態が競争を勝ち抜くためにどのような戦略オプションを持ち得るのかについて私の見解を示すと共に、内外の事例等を交えながら、今後のビジネスのあり方や各業態の勢力図を予測することとしたい。 講義詳細 1.大手銀行が主導する業界再編 (1)3大メガバンク(みずほ、三井住友、東京三菱&UFJ)の動き (2)各銀行グループの戦略的意図とは? (3)この傾向は今後も続くのか、他社はどう対抗してくるか 2.他業態各社に見る成功と苦悩 (1)現状のマクロ動向(発行枚数/取扱高/残高等) (2)流通/信販/交通/専業における最近の動向 (3)市場の評価とその背景・市場の目 3.4つのビジネスモデルと業界再編との関係 (1)利益を皆で分かち合ってきた国内業界 (2)収益性低下環境における機能分化のメカニズム (3)今後更に進歩するであろう機能分化と制約要因 4.ビジネスモデルに応じた戦略オプション (1)加盟店事業戦略~国内ブランドの変化 (2)商品・サービス戦略~ファーストカードへ (3)プライシング戦略~与信コントロールと価格 (4)顧客・獲得チャネル戦略~2極化と多様化 (5)プロセシング戦略~更なる装置産業化 5.今後のビジネス予測 (1)周辺環境の大きな変化 (2)個品割賦、消費者ローン、クレジットカード (3)勝ち残る会社の具体的なイメージ (4)再編後に勝ち残っているために今やるべきこと 6.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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