【リバイバル配信】<バーゼルIII最終化までの集中解説>オペレーショナル・リスク管理の実務と新計測手法の適用にかかるポイント

受講区分 オンライン
開催日時 2022-08-16(火) 13:00~13:00
講師 EY新日本有限責任監査法人
神崎 有吾 氏 アソシエイト・パートナー
斉京 憲治 氏 スタッフ(元金融庁健全性基準室)

【神崎 有吾 氏】
(かんざき ゆうご)
経歴:格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所。統合的リスク管理(ERM)や信用リスクのコンサルティングや会計監査に従事。2009年~2011年、金融庁監督局総務課バーゼルII推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事。2015年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供。
書籍:『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載)

【斉京 憲治 氏】
(さいきょう けんじ)
経歴:2018年金融庁入庁、健全性基準室においてバーゼル規制導入業務を担当。2021年にEY新日本有限責任監査法人に入所。現在はバーゼル規制等の金融規制・ESG/TCFD関連のアドバイザリー業務に従事。

概要 ※本セミナーは2022/8/3に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

先般、バーゼルIII最終化を踏まえた金融庁告示・監督指針が公布されました。適用時期については、各金融機関の状況によって異なると理解しておりますが、バーゼルIII最終化を適用することで、自己資本比率上有利になる可能性が高いと理解しております。
そのため、2023年3月期の早期適用を希望する金融機関は足元の準備を着実に進めていると考えております。一方で、本セミナーで紹介するオペレーショナル・リスクの新手法については、一部金融庁の承認が必要であるため、より万全を期して臨む必要があると考えております。新規制では、内部監査の対応等、必須であっても、なかなか対応が難しい領域もあります。
オペレーショナル・リスク管理の実務や新規制の動向を理解していただき、実務の効率化・高度化に繋げるため、本セミナーを役立てていただけますと幸いです。

【本セミナーで得られること】
・昨今のバーゼル規制に関する体系的な知識と理解
・オペレーショナル・リスク新規制における収集体制等の知識と理解
・オペレーショナル・リスク管理実務の効率化・高度化に繋げるための知識

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門、財務部門、内部監査部門等のバーゼル規制に関心のある方、初級~中級レベル
詳細 1.オペレーショナルリスクの基礎
(1)オペレーショナルリスクの定義と考え方
(2)オペレーショナルリスク管理の実務

2.バーゼル規制
(1)バーゼル規制の歴史(バーゼルI~バーゼルIII)
(2)自己資本比率の算定式の全体像

3.オペレーショナルリスク計測
(1)新手法の概要
(2)新告示にかかる詳細説明
(3)データ収集等、関連する業務フロー上の論点

4.自己資本比率対応の内部監査
(1)自己資本比率内部監査の手法・進め方
(2)オペ新規制対応の内部監査

5.新しいリスクへの対応
(コンダクトリスク・コンプライアンスリスク・サイバーリスク等)

6.RAFで求められるオペリスク対応
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp