保険会社が抑えるべき先進医療の動向と実務への活用知識 |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2022-03-25(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社かんぽ生命保険 医事総括役 谷川 拓男 氏 経歴 : 1987年奈良県立医科大学卒業、産婦人科に入局。1994年同大学院卒業。HTLV-Iの母児感染に関する研究で博士号を取得。1997年某国内生命保険会社査定医長として勤務し、2013年からはかんぽ生命医事役として、査定実務、医事研究、アンダーライター教育など幅広く保険業務に携わる。2020年からはプロコーチとしても活動。自分軸で生きられるための対人支援を行っている。 |
概要 | 先進医療は、保険診療とはなってはいないものの、技術ごとに一定の条件をクリアし、国(厚生労働大臣)から認められた医療機関だけが実施することができる先端的な医療で、2021年11月1日現在83種類の技術が定められています。受診方法や費用負担などの概要と、対象となる技術や実績を紹介し、注目すべき3つの技術については、その動向を解説します。 先進医療では「保険外併用療養費制度」が適用されますが、「先進医療に係る費用」は全額自己負担になります。生保・損保各社は、その部分を実損填補するような保険商品を販売しており、その商品特性について述べます。本講演では、これら先進医療の技術や動向、保険商品の特性を理解し、査定実務へ活用いただけることを期待しています。最後に、今後の展望として、先進医療制度や先進医療保険での考え方を通じて、医務査定担当者の目指すべき姿を考察します。 【推奨対象】 保険会社の査定部門、商品開発部門、医療部門の担当者、ライフサイエンス会社、 医療機関、など先進医療について学びたい方 |
詳細 |
1.先進医療の概要 (1)先進医療とは (2)患者にとって(受診方法、費用負担) (3)「審査の流れ」と「技術の評価」 2.対象となる技術 (1)先進医療A、B (2)実績(全患者数の推移、年次別総額 等) (3)実施件数と先進医療費でのランキング 3.先進医療の動向 (1)「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の除外 (2)粒子線治療の発展 (3)がんゲノム医療の推進 4.保険商品からみた先進医療 (1)給付関連:支払事由、保険金額、給付方法、免責事項など (2)支払条件:限度額、回数など (3)保険料率設定のポイント:新技術対応、発生率の分母、逆選択 5.先進医療保険の査定実務 (1)査定方法の多様性 (2)危険選択に効果的な告知書 (3)査定標準作成の課題 6.先進医療保険からみた今後の展望 (1)先進医療制度の将来 (2)「医学の進歩」と「顧客ニーズ」 (3)査定担当者の目指すべき姿 7.質疑応答 ◆企画担当(横山)からのポイント◆ ・査定医の視点から先進医療制度や先進医療保険での考え方を示唆 ・査定実務・保険商品開発の担当者必見!保険業務でおさえておくべき先進医療の知識を3時間で学ぶ |
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