顧客本位の業務運営を実現する保険募集の最新実務

~2021事務年度行政方針や監督指針改正などに対する取組みなどを解説~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-01-31(月) 13:30~16:30
講師 和田倉門法律事務所
パートナー 弁護士
(元 金融庁監督局保険課 課長補佐)
山本 啓太 氏

経歴 : 2001年弁護士登録。2003年から2005年金融庁監督局保険課課長補佐。保険金不払問題や少額短期保険業創設等を担当。邦銀に出向有。2019年まで西村あさひ法律事務所。2019年5月和田倉門法律事務所にパートナーとして参画。近時はミャンマー保険業法整備支援にも従事。主な業務分野は、保険レギュレーション、金融ジェロントロジー、銀行法及び金融商品取引法などの金融レギュレーション、M&A(表明保証保険も含む)など。
書籍 : 主な書籍「保険業務のコンプライアンス(第4版)」(きんざい)「M&A保険入門-表明保証保険の基礎知識」(保険毎日新聞社)「ファイナンス法大全(保険パート)」(商事法務)(ともに共著)など多数。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 保険分野でも「顧客本位の業務運営」が定着してきており、単に販売量を競い合うのではなく、いかに顧客のニーズに沿った商品提案を行うのかを争う時代が訪れようとしている。また、DXを活用することにより、昔であれば把握不可能であったニーズや顧客情報をタイムリーに把握することが可能となっており、新しい募集形態もうまれてきている。もっとも、保険商品の内容だけではなく、「おまけ」や付帯サービスによる差別化も、特にニーズが潜在的といわれる生命保険の募集においては引き続き重要な要素となっている。本セミナーでは、顧客本位の業務運営下で、どのように保険募集を行うべきかについて、近時の募集規制上のトピックを中心に解説する。

【推奨対象】
保険会社や保険代理店の募集部門、コンプラインアンス部、法務部、監査部、リスク管理部の方
詳細 1.近時の保険募集規制をめぐる動向

2.顧客本位の業務運営
(1)顧客本位の業務運営(改訂)とは
(2)「見える化」に対する取り組み
(3)生命保険協会の代理店品質評価基準

3.金融サービス仲介業(新しい商品提案の方法)
(1)保険媒介業務と保険代理業

4.新しい募集方法
(1)電子化
(2)健康増進型保険
(3)AIを利用した保険募集(ロボアドバイザーなど)

5.その他保険募集に関するトピックス
(1)公的保険制度等に関する適切な情報提供
(2)代理店の手数料問題
(3)外貨建保険の販売(「重要情報シート」など)
(4)2021事務年度行政方針のポイント(主に保険募集に関して)
(5)特別利益の提供の禁止(付帯サービスなど)
(6)金融ジェロントロジー(認知症対策等)
(7)銀行子会社による保険募集

6.質疑応答

◆企画担当(伊勢)からのポイント◆
・ 保険募集規制に詳しい弁護士が、最新のトピックスについて詳細に解説します
・ 顧客本位の業務運営を踏まえて、保険会社、代理店の実務対応を具体的に解説します
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp