各種投資ファンドの相互比較とスキーム選択時のポイント ~適格機関投資家等特例業務(プロ向けファンド)を中心に、横断的な理解を目指す~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2022-02-17(木) 13:30~16:30 |
講師 |
弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所 パートナー 金田 繁 氏
経歴 : 1998年森綜合(現:森・濱田松本)法律事務所 2015年瓜生・糸賀法律事務所 2016年さくら総合リート投資法人監督役員 2019年セコム損害保険(株)監査役 2020年(株)リヴァンプ コンプライアンス室長(非常勤) 不動産・プライベートエクイティ(PE)・太陽光等の各種ファンド取引、金融関連規制対応のほか、登録申請等の当局折衝も多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 適格機関投資家等特例業務(プロ向けファンド;金商法63条)は、平成27年改正法の施行以降も、匿名組合(TK)や投資事業有限責任組合(LPS)などを用いた投資ファンドの実務において広く定着していますが、ファンドスキームの一類型に過ぎません。関係者の周辺事情や投資対象の性質を総合考慮してスキームを選択するには、各種ファンドの特性の横断的な理解を要します。本講は、プロ向けファンドの概説とともに、各種投資ファンド(TK・LPS・任意組合・有限責任事業組合・特定目的会社(TMK)等)の要点を解説し、相互比較と「プロ向けファンド」との関係、選択時のポイントなどを実務に即して掘り下げます。ご担当者の便宜となるよう、プロ向けファンド用の書式や文例を多数ご提供するほか、金商法以外の法令の動向(個人情報保護法、犯収法ほか)も併せて整理します。 【推奨対象】 金融機関担当者、不動産・PE・太陽光・映画製作等の各種ファンド組成・運用に携わる担当者 |
詳細 |
1.各種投資ファンドスキームの相互比較、金融商品取引法(金商法)との関係 (1)「集団投資スキーム持分」によって資金拠出されるファンドと、その相互比較 (2)「全員関与要件」の充足による金商法の適用除外 (3)その他の権利によって資金拠出されるファンド (4)TMKを用いた不動産ファンド (5)不動産特定共同事業(FTK)の動向等 2.「プロ向けファンド」を用いたスキームの類型と実務~TK・LPSを中心に~ (1)類型ごとの主な投資対象、私募取扱業者やアセット・マネジャーとの関係 (2)大型の不動産LPSファンド(私募REITとの比較) (3)TKとLPSの使い分け (4)SPCはLPSファンドの届出者になれるか?(経産省や財務局の取扱い等) 3.平成27年改正法の施行後における「プロ向けファンド」の概要 (1)適格機関投資家以外の者の範囲 (2)適格機関投資家の範囲 (3)プロ向けファンド届出者の要件等、行為規制の拡充、問題業者への行政対応等 4.プロ向けファンド届出者が受ける、実務上の主な制約等 (1)行為規制の概要 (2)自己取引・ファンド間取引の禁止 (3)分別管理、広告等の規制、契約締結前・締結時書面の交付、その他の行為規制 (4)「プロ向けファンド」以外のスキーム選択 5.プロ向けファンドにおける”To Do” (1)契約条項の見直し、書式(フォーム)の準備 (2)社内体制の強化 (3)財務局への提出書類等 (4)期中の変更届出等 (5)外国籍プロ向けファンドの留意点 6.プロ向けファンドに適用される各種法令の動向 7.質疑応答 ◆企画担当(横山)からのポイント◆ ・経験豊富な講師がファンドに関わる実務を横断的に整理し、スキームの最適選択のためのポイントを紹介 ・実務担当者必見!プロ向けファンド用の書式・文例を提供 |
お問合わせ |
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