不正・不祥事対応の現状と不正行為発生メカニズムの解明 |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2022-01-27(木) 9:30~12:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士 梅林 啓 氏
経歴:1991年検事任官。東京地検検事、法務省刑事局付、法務省大臣官房秘書課付など。2007年検事を退官し弁護士登録。西村あさひ法律事務所入所。主として一般企業法務、コンプライアンス、企業不祥事にかかる危機管理案件等に取り組む。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 従来、従業員による不祥事対応について、社内調査、事実関係の検証、再発防止策の策定などの事後対策が多く論じられてきましたが、「なぜ、従業員は不祥事を起こすのか」という根本的な原因の解明にはなかなか行き着かず、再発防止策もその場限りの表面的なものになっていたことが多いと感じます。 本講演では、企業において発生する金銭的な不祥事、企業の秘密情報の持ち出しなど、具体的な事例を挙げながら、従業員が不祥事に走る要因を、動機、機会、正当化という3つの要素から機能的に解明することで、不祥事の早期発見、再発防止の新しい視点を提案し、今の時代に求められるリスクマネジメントに迫ります。 【推奨対象】 金融機関及び事業会社の法務リスク管理、コンプライアンス、監査部門、労務人事担当者 |
詳細 |
1.不正・不祥事対応の現状と新しい視点の必要性 (1)企業における従来の不正・不祥事対応 (2)そこから導かれる結論と”反省・あきらめ” (3)不正行為発生のメカニズム(新しい視点)から、不祥事対応にアプローチする必要性 2.不正行為発生のメカニズムの解明~会社資産の不正流用(横領)をケースに~ (1)不正のトライアングルとは何か (2)お金が必要という「動機」(プレッシャー) (3)不正流用ができる「機会」 (4)不正に対する「正当化」 3.不正行為の早期発見に向けたポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~ (1)不正行為を早期に発見する重要性 (2)「機会」の発見 (3)「動機」の発見 (4)「正当化」の発見 4.不正行為を抑止するためのポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~ (1)総論 (2)「機会」に関する抑止策 (3)「動機」に関する抑止策 (4)「正当化」に関する抑止策 5.まとめにかえて 6.質疑応答 ◆企画担当(柳井)からのポイント◆ ・元検事の講師が従業員不祥事発生における実務対応のポイントや体制整備をケースごとに解説 ・不正行為の早期発見だけでなく発生のメカニズムについても言及 |
お問合わせ |
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