改正個人情報保護法とデータ取引に関する法務および実務対応

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-11-19(金) 13:30~16:30
講師 西村あさひ法律事務所
パートナー
福岡 真之介 氏

経歴:1996年東京大学法学部卒業。1998年司法修習修了(50期)。2001年~西村あさひ法律事務所勤務。AI・データ・IoT法務を専門分野とし、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。
資格:ニューヨーク州弁護士資格(2007年登録)
書籍:「データの法律と契約」(商事法務)、「AIの法律」(商事法務)、「電子契約導入ガイドブック[国内契約編]」(商事法務)、「AI開発のための法律知識と契約書作成のポイント」(清文社)等多数

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 近時、日本企業においてもDXの必要性が認識され、政府においてもデジタル化が強力に推進されています。DXを進めるためには、当然、AIやデータの収集・利活用が必要となりますが、データは無体物であり、従来の有体物とは異なる特徴を持っているため、有体物と同じように取扱うと思わぬ落とし穴に落ちることもあります。また、データの取扱いについては実務が確立しておらず、どのように取扱うべきなのか分からない方も多いのではないでしょうか。政府は、「デジタル社会形成基本法」などの法律の制定やデジタル庁の設置やデジタルに関する政策を矢継ぎ早に打ち出しているほか、改正された令和2年・令和3年個人情報保護法の施行が来年に迫っているなど、知識のアップデートが必要です。本講演では、「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員、「AIの法律」「データの法律と契約」「IoT・AIの法律と戦略」の著者でもある講師が、DX・データ・AIに関連して、DXに関する最近の政策、データについての法的基礎理論、法律体系、契約のポイントを紹介するとともに、実際にデータ取引において問題になっている事案を念頭に、これらの問題に対処するための実務的な法律知識を解説します。

【推奨対象】
銀行、保険会社、証券会社をはじめとする金融機関の法務・コンプライアンス部門、改正個人情報保護法について要点をおさえたい方、データの利活用業務に携わっている方など
詳細 1.DXに関する最近の政策動向

2.AI/データに関する法律知識
(1)データ法の体系
(2)知的財産法(著作権法、不正競争防止法、特許法)、民法のポイント

3.改正個人情報保護法の解説
(1)令和2年個人情報保護法のポイント解説
(2)令和3年個人情報保護法のポイント解説

4.データについての契約の実務
(1)データ取引契約の特徴と注意点
(2)モデル契約のポイント解説

5.データ取扱いの倫理
(1)データの取扱いが問題となった事例
(2)スコアリング・プロファイリングの取扱い

6.質疑応答

◆企画担当(柳井)からのポイント◆
・改正個人情報保護法のおさえるべき要点を中心に3時間で解説
・データ利活用ビジネスやデータ取引における実務に役立つポイントを説明
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp