金融機関を取り巻くデジタルトランスフォーメーション推進の秘訣

~金融機関とITベンダー・コンサル会社の新たな関係~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-11-30(火) 9:30~12:30
講師 株式会社金融革新パートナーズ
代表取締役/Founder
五十嵐 文雄 氏

小樽商科大学卒業後、1985年野村コンピュータ(現野村総合研究所)入社。野村證券出向、NRIヨーロッパ社長を経験し、2018年3月野村総合研究所を早期退職。4月 株式会社金融革新パートナーズ設立。株式会社グッドウェイのアドバイザリーボードメンバー、東京デジタルアイディアーズ株式会社パートナーを兼務。専門は、金融ビジネスモデルの調査研究、および、金融機関のビジネス企画。FinTech活用のための仕組みづくり、デジタルトランスフォーメーション推進支援を中心に活動。現在は高知県の高齢人口減少集落の持続的街づくりにも取り組む。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 2015年以降、FinTechとの提携、API、AI、RPAの導入など金融機関は様々な対応を進めている。また、スマホ決済、新しい審査によるローンなど多くのサービスが登場するなか、残念ながら既存の金融機関の影が薄い。
PayPayや楽天経済圏の地方拡大に加え、SBIグループ等による地域金融機関への支援など、特に地方の金融を支えるプレイヤーに大きな変化が見られる。
その中で、ITベンダーやコンサル会社には、金融機関がおかれている環境と抱える問題、取り組むべきことを共有し、一緒に解決する新たな関係が求められています。今回、そのポイントを現役コンサルタントの立場でご紹介します。

【推奨対象】
金融機関の経営企画・デジタル・システム企画・IT部門、ITベンダー、コンサル会社、
金融業界を取り巻く各社との関係性について学びたい方など
詳細 1.金融機関の現状
(1)デジタルトランスフォーメーションのあゆみ
(2)目的化するAPI、AI、RPA導入
(3)終わりがない守りのDXと対応が遅れる攻めのDX

2.変わる金融サービス
(1)新たな経済圏の主役たち(PayPay/楽天/au/ドコモ/イオン/ローソン等)
(2)個別サービスからプラットフォーム提供へ変わるFinTech(Freee/インフキュリオン等)
(3)金融機関を支える金融機関(SBIグループ/GMOあおぞらネット銀行等)
(4)取り巻く法制度の変化 (金融サービス仲介等)

3.金融機関が抱える課題
(1)現状把握の遅れ(顧客の変化/地域の変化/競合の変化など)
(2)不明確なビジョンとターゲット(具体性がないビジョン、提供者視点での評価 対応など)
(3)人材(社内人材のみで対応/金融機関視点での外部の活用や採用/硬直化した評価体制など)

4.金融機関とITベンダー・コンサル会社との関係
(1)ビジョン作り
(2)ターゲットの絞り込みとサービスの明確化
(3)システムとミドルバックの抜本的改革
(4)意識改革と活動の継続

5.質疑応答

◆企画担当(柳井)からのポイント◆
・金融業界を取り巻く環境から今後の金融機関とITベンダー及びコンサル会社との関係について示唆
・変化する金融サービスや現状について事例を交えてご解説
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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