システム障害調査報告書から読み解く自社システムの脆弱性の発見と改善ポイント

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-10-20(水) 9:30~12:30
講師 萩原ITコンサルティング
代表
萩原 栄幸 氏

経歴:2008年6月三菱UFJ銀行を退職し、その後10を超える地方銀行や企業のコンサルタントを行い、講演会やセミナーを多数実施し(受講金融機関は日本銀行を含め数百を超える)、ネットや新聞、雑誌に500を超える数の投稿記事を掲載。日本セキュリティマネジメント学会元常任理事。先端技術・情報犯罪とセキュリティ研究会主査。
資格:情報処理技術者(特種:日本最年少) CFE(米国公認不正検査士)
他書籍:「名探偵ハギーの世界一やさしい情報セキュリティの本」 日科技連出版社 「よくわかる情報セキュリティの基本」 PHP研究所 「個人情報はこうして盗まれる―驚くべき手口とその対策―」 KKベストセラーズ 「デジタル・フォレンジック事典」 日科技連出版社 他多数

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 昨今、金融機関におけるシステム障害をめぐったトラブルが発生している。システムに関するリスク管理は年々その難しさが浮き彫りになっているのが現状だ。本セミナーではこの様な事象を反面教師として「なぜ再びこのようなトラブルを惹起させたのか?」「私達の自社システムは本当に大丈夫なのか?」などの視点から2021年6月15日に公開されたシステム障害特別調査委員会が作成した調査報告書の内容について解説を行う。
講師は元三菱銀行の第三次オンラインの設計者の一人として、プログラムも多数自作した経験から何百ものネット記事には殆どない視点でお伝えする。(ただ、実際の障害発生したシステムを分析出来ないので若干は事実と違う場合もある事はご了承頂きたい)

【推奨対象】
金融システムの初心者、中級者、企業システムの管理者、経営層
詳細 1.調査報告書の全体概要
(1)要旨と公表版
(2)当該金融機関の環境
(3)講師が10年以上地銀協などのセミナーで伝えてきたこと

2.調査報告書公表版解説(主に第一章~第三章)
(1)当該金融機関のシステムを取り巻く環境
(2)委員会の方々がこの章で最も伝えたかった(と思われる)内容
(3)自社システムとの対比で重要なキーワード

3.調査報告書公表版解説(主に第四章で報告書の要の章)

4.調査報告書公表版解説(主に第五章~第九章END)
(1)過去のトラブルとの分析(主に2002年+2011年)
(2)委員会の総括
(3)当該金融機関の体制
(4)再発防止策まとめ

5.まとめ
(1)委員会調査の限界
(2)個人的な見解
(3)自社システムの評価と改善について

6.質疑応答

◆企画担当(横山)からのポイント◆
・ 経験豊富な講師が事例を用いてシステム障害について徹底解説
・ 自社システムの具体的改善施策を提示
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp