オルタナティブ・データの保険業界での利活用について

~日本での最新動向から海外での活用事例まで~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-10-29(金) 9:30~12:30
講師 株式会社JMDC
久野 芳之 氏
住友生命保険相互会社
藤澤 陽介 氏

【久野 芳之 氏】
インシュアランス本部 プロダクト開発室長
経歴:2009年に日本医療データセンター(現JMDC)に入社。データ標準化、新規事業開発を経て、2013年より保険会社向け事業を担当。医療ビッグデータを活用したリスク予測モデル構築や個人の行動変容サービス開発など新規プロダクト開発を兼任。保険業界でのヘルスケアデータ利活用を初期から継続的に支援。

【藤澤 陽介 氏】
情報システム部 AIオフィサー
経歴:大手信託銀行、ベンチャー生保、外資系再保険会社を経て、2020年より現職。データを用いた業務効率化、新規ビジネス開発、商品開発等に従事。早稲田大学大学院会計研究科 非常勤講師、日本保険・年金リスク学会理事/評議員、日本アクチュアリー会ERM委員会(委員長)/学術委員会(委員)、国際アクチュアリー会EFRフォーラム(副委員長)/教育委員会(委員)
資格:日本アクチュアリー会正会員、CERA
書籍:「すべては統計にまかせなさい」

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融業界を中心にオルタナティブ・データの活用が進みデータの種類、活用方法ともに拡がりを見せています。また、保険業界においても新商品開発や引受査定の最適化などでオルタナティブ・データ活用が拡がりつつあります。当セミナー前半では保険業界におけるオルタナティブ・データ活用の事例やデータ活用の将来展望をご紹介します。
このような日本の動きに先んじて、米国ではオルタナティブ・データを引受査定に活用することで、保険加入のプロセスを迅速化する保険会社が増えています。当セミナーの後半では、そのような米国での事例を紹介するとともに、引受査定の迅速化のために必要な予測モデルの役割について説明します。

【推奨対象】
生命保険、損害保険、共済の引受査定部門、商品開発部門、商品企画部門、
新規事業部門、経営企画部門等の実務担当者(管理職(課長~部長クラス)の方々)
システムベンダーやコンサルティング会社、事業会社の実務担当者
詳細 1.保険業界における外部データ活用
(1)背景 金融業界全体のトレンド
(2)保険業界における外部データ活用
(3)引受査定最適化などの事例

2.外部データ活用の将来
(1)PHR、予防サービスの可能性
(2)マイナポータルの普及と健康データの活用
(3)外部データの多様化

3.米国での引受査定の迅速化
(1)背景
(2)引受査定に利用可能なオルタナティブ・データ
(3)リスク管理の視点

4.予測モデルの役割
(1)規制上の考慮
(2)米国でのモデル開発のPOCを踏まえて
(3)モデルリスク管理

5.質疑応答

◆企画担当(永井)からのおすすめポイント◆
・ 保険会社におけるオルタナティブ・データの活用について分かりやすく解説
・ 海外の最新事例から引受査定の迅速化のための予測モデルを紹介
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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