金融機関の次世代店舗構築

~事例に基づく店舗再編時の留意点を含めて~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-07-06(火) 9:30~12:30
講師 デロイト トーマツ
ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
今野 正弘 氏 マネージングディレクター
眞中 正司 氏 ヴァイスプレジデント

【今野 正弘 氏】
国内大手銀行、米系戦略コンサルティングファーム、日系大手インターネット企業の金融部門などを経て、2019年にデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーに入社。通算18年以上に亘り、主に金融機関に対して多様なテーマでのコンサルティングサービスを提供している。金融機関や金融関連業界団体における研修講師経験も豊富で、様々なテーマで金融専門誌への寄稿も行っている。

【眞中 正司 氏】
企業不動産の投資戦略(Corporate Real Estate)策定支援や、金融機関の支店統廃合等のプロジェクトマネジメント等を担当。また統合時に余剰となる店舗等の不動産有効活用検討支援等についても多数の実績を有する。委員:不動産利活用・マネジメントに関する各種委員や公設施設の管理・有効活用に関する有識者委員(国土交通省)等を歴任。著作:CRE戦略を実践するためのガイドライン策定(国土交通省)など多数。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 新型コロナウィルスは、ダイレクトチャネルの利用拡大など消費者の購買行動や、テレワークやオンライン商談増加などの企業の営業活動に大きな変化をもたらしました。また今後は、デジタルネイティブと呼ばれるインターネットと共に成長してきた世代の顧客が増加します。こうした環境変化は、銀行の店舗戦略に大きな影響を与えることが必至です。さらに銀行は、長く続く低金利政策による収益性悪化を受けたコスト削減の必要性から、コストの大きな割合を占める店舗コストの見直しを進めており、既存店舗再編や次世代型店舗への移行が大きな課題となっています。
本セミナーでは、ポストコロナ時代における銀行店舗の役割や、想定される店舗の類型などに触れた上で、弊社がこれまで支援してきた銀行の次世代店舗検討プロジェクトの事例をご紹介していきます。こうしたプロジェクトの中で明らかになった、店舗見直し時に発生しがちな問題や、問題への対応事例などをご紹介し、金融機関の店舗戦略担当が次世代店舗を検討する際に役に立つ情報を提供していきます。
詳細 1.銀行の抱える経営課題
(1)低金利下で銀行の収益構造の変化
(2)銀行が抱える経営課題
(3)店舗の在り方の見直しニーズの高まり

2.銀行店舗に関する環境変化
(1)来店顧客数の変化
(2)ネットバンキングへのシフト
(3)顧客が店舗に期待する役割の変化
(4)コストの塊である店舗の再編・削減
(5)店舗の在り方の見直しニーズの高まり

3.既存店舗の統合・再編
(1)店舗統合・再編の検討ステップ
(2)店舗統合・再編検討時に陥りやすい罠(プロジェクト事例から)
(3)統合・再編担当者が留意すべきこと

4.他業界に見る店舗の新たな流れ
(1)無人店舗
(2)バーチャル店舗
(3)OMOストア

5.ポストコロナの次世代店舗
(1)ポストコロナ時代に想定される6つのコンセプト
(2)コンセプト1:マイクロ店舗
(3)コンセプト2:OpenHub型店舗
(4)コンセプト3:Co-Location型店舗
(5)コンセプト4:インキュベーション機能型店舗
(6)コンセプト5:バーチャル融合型店舗
(7)コンセプト6:分散型店舗・オフィス

6.次世代店舗検討の進め方
(1)検討プロセスの全体像
(2)機能特化型店舗検討の論点
(3)軽量・ローコスト店舗検討の論点

7.質疑応答
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp