【会場受講】金融機関のクラウド利用における監査、リスク管理留意点の実践 ~クラウドの高度なセキュリティと統制、その基本知識と事例を知る~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-05-18(火) 13:30~17:30 |
講師 |
一般社団法人日本クラウド セキュリティアライアンス(CSAJ) 副会長 渥美 俊英 氏 電通国際情報サービス(ISID)にて大手金融機関向けシステム開発、技術統括部長を経て2010年クラウド黎明期からクラウド推進に注力 2015年ISID定年退職後、アマゾンウェブサービスジャパン入社、大手企業幹部向けのエンタープライズエバンジェリストを担う AWS退職後、現在はクラウド推進役として数社の顧問役 日々の時間の半分はクラウドや最新IT、業界動向の調査や勉強で、半分は顧問先支援と業界活動に従事 イベントなどの講演多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融機関のクラウド利用が急速に進展しており、単なるオンプレミスの代替ではなく、システム開発やビジネスのあり方から求められる人材像まで大きな変化が起きています。2020年11月に日本銀行から「クラウドサービス利用におけるリスク管理上の留意点」が公開され、金融機関は業務改善・改革のために、経営陣をはじめシステム担当でなくともクラウドに関して一定の知見、およびクラウド人材の育成が急務と記されています。 本セミナーでは、監査、リスク管理、業務、人材育成など、これからクラウドに関わる幅広い部署、ご担当者の方々向けに、AWSを中心にクラウドのセキュリティと統制の基本的な仕組み、最新動向を分かり易く解説し、クラウドの高度なサービスを最大活用する観点で、主要なガイドラインに沿って、具体的な実践策と事例をご理解いただきます。クラウドの知識が無くても、金融機関に求められるリスク管理上のポイント、考え方と進め方を要領よく知ることをねらいとしています。 【想定受講者】このような方々におすすめです ●業種: 金融機関、金融サービス事業者、FinTech、SIer など ●職務: 監査、リスク管理、企画、情報システム、経営幹部、事業部門など ●これからクラウドに取組む役割、および既に取組んでいるが更に加速させたい役割の方々 ●AWSやクラウドの知識は特に前提としません。業界動向、基本的知識、ガイドラインから概説いたします。 講師のSIer側、クラウドベンダ側の両方の社員経歴と、AWSを中心にAzureも含めた金融クラウド推進活動、業界団体、コミュニティ活動の豊富な経験ならではの具体的実践的な内容は、受講者のクラウド活用に大きな参考となります。 |
詳細 |
1.クラウドがITの常識を変えている (1)クラウド市場動向 (2)先進的クラウドはIaaSではない 2.クラウドリスク管理の基本知識 (1)FISC安全対策基準のクラウド管理策の変遷 (2)AWSのセキュリティ主要文書の読み解き (3)クラウドの監査、保証型第3者監査報告書(SOC2) (4)金融機関向けAWS/Azureセキュリティリファレンス 3.クラウドの高度なセキュリティサービス (1)クラウドサービスの進化と自動化 (2)クラウドならではの応用サービス (3)NISTサイバーセキュリティフレームワーク 4.クラウド利用のリスク管理上の留意点と具体的実践策 (1)セキュリティと可用性の管理、レジリエンス (2)委託先管理、人材確保、利用方針 (3)金融機関のクラウドセキュリティ活用事例 (a)MUFG、ソニー銀行、Quick、FinTech等開発の俊敏性とセキュリティを両立する実践例 5.クラウド人材の育成 (1)クラウド推進の共通の実践体系 (2)金融機関の人材育成事例 (a)みずほFG、JCB、クレディセゾン等 (3)資格、書籍、セミナー、教材、ハンズオンの活用 6.まとめ 日本のイノベーションに向けて 7.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 ※ アジェンダは最新動向により変更される場合があります。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |