TMK(特定目的会社)を利用した中小規模不動産証券化の実務 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-05-24(月) 13:30~16:30 |
講師 |
井出不動産金融研究所 不動産金融アナリスト 井出 保夫 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
1997年頃から始まった不動産証券化ビジネスは、主に資産デフレの処理に追われる企業や金融機関のオフバランスニーズに対応する形で、10兆円を超える市場規模を築きつつあります。一方、超低金利政策による運用難に悩む一部の投資マネーは、優良な収益不動産をプールしたJ-REITや私募ファンドにシフトする動きを見せています。こうして多様化・大規模化する不動産投資のビジネスモデルの中にあって、地方都市を中心に1~5億円程度の中小規模物件を、主にTMK(資産流動化法上の特定目的会社)を活用して証券化し、御当地ファンドとして投資商品化しようとする動きが見られます。そこで、今回は不動産証券化ビジネスの全体的な流れをとらえつつ、地方都市中心に普及しつつあるTMKを活用した中小規模物件の証券化に焦点をあててお話し致します。 1.不動産証券化市場の最新動向と今後の制度改正の方向性について (1)拡大する不動産証券化の市場規模について (2)パブリック・ファンドとしてのJ-REIT (3)不動産プライベートファンドの動向 (4)TMKの利用促進のためになすべきこと 2.資産流動化法の概要と流動化スキーム (1)流動化型スキームとファンド型スキームの比較 (2)TMKとその他のSPCとの比較 (3)TMKのメリットとデメリット (4)TMKを活用した開発型スキーム 3.中小規模物件証券化の実例 (1)TMKを活用したスキーム (2)YK(有限会社)とTK(匿名組合出資)を活用したスキーム (3)LLCやケイマン籍投資信託等を活用したスキーム (4)その他のビークルを活用したスキーム 4.資産流動化計画作成等の実務 (1)TMKの設立・届出等の実務 (2)資産流動化計画の作成 (3)有価証券通知書・届出書の作成 (4)資産流動化法の問題点と課題 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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