【会場受講】リース業界の今後の動向と展望 ~新型コロナウイルスの影響と今後~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-05-25(火) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社日本格付研究所 金融格付部 部長 チーフ・アナリスト 杉浦 輝一 氏 1991年一橋大学経済学部卒業 生命保険会社勤務を経て2003年に日本格付研究所に入社 レジャー産業等サービス業、自動車部品メーカー、学校法人、医療機関の格付担当を経て、金融格付部においてリース会社等のノンバンク、生命保険会社の格付を担当 プロジェクトファイナンス等の格付、ハイブリッド証券の資本性評価、格付も担当 日本アナリスト協会検定会員(CMA) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、社会、経済に大きなインパクトを及ぼしてから1年余り。各国でワクチンの接種が開始され、事態の改善へ向けて期待が高まる一方、正常化(あるいは新常態の定着)へは相応に長期のプロセスが必要なことも予想される。大手総合リース会社においては、事業ポートフォリオの分散状況、顕現化したリスクへの対応策、今後の事業運営方針やリスクの取り方など、リスクに対する耐久力と管理態勢が一段と問われる局面にある。厳しい環境下で進む再編の動き、最新の収益状況と経営戦略、航空会社の苦境がつづく下での航空機リース事業の行方などを通じ、この1年の経験で一層明らかになったリース事業の強みと今後の課題について、解説する。 |
詳細 |
1.新型コロナ後の市場環境 (1)リース取扱高、国内設備投資需要の動向 (2)企業倒産件数、負債総額の推移 (3)国内・海外の環境変化、トレンド (4)新型コロナウイルスの影響を踏まえたリース会社の強みと課題 2.業界動向 (1)再編が続くリース業界 (2)進む大手リース会社へのシェア集中 (3)メーカー系リース会社の再編 (4)大手銀行系リース会社の戦略的位置づけ (5)地域金融機関系リース会社の“里帰り” (6)特定分野に強い事業体と新たな価値創造へ 3.大手リース会社の収益状況と経営戦略 (1)総資産、利益、ROA、純資産比率のトレンドに変化 (2)多様なアセットの取り込みの重要性は変わらない (3)ROAの引き上げが重要なチャレンジ (4)戦略の方向性と注力分野 (5)新たな環境下で検討すべき戦略とは 4.岐路に立つ航空機関連ビジネス (1)エアラインの苦境とリース会社の航空機関連ビジネス (2)航空機リースでいま起きていること (3)航空機リース事業の信用リスクをどうみるか (4)大手リース会社にとっての取り組み意義 5.新たなサービスの創造を目指して (1)これまでの取り組み (2)技術革新の視点:デジタルトランスフォーメーションをサービスに取り込む (3)社会的視点:ESGと向き合うリース会社の経営 (4)格付会社の視点:ノンアセットビジネス、事業投資ビジネスをどう見ているか 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |