【会場受講】リモートワーク環境を踏まえたコンダクトリスク管理とリスクカルチャー醸成 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-02-15(月) 13:30~16:30 |
講師 |
PwCあらた有限責任監査法人 辻田 弘志 氏 パートナー 大野 大 氏 マネージャー
【辻田 弘志 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融機関における非財務リスク管理は、自社のオペレーション維持や損失のコントロールといった側面だけでなく、ステークホルダーに与える結果や影響の観点から適切な管理態勢を考える潮流が強くなってきています。特に、顧客をはじめとしたステークホルダーからの期待に応えられないリスクは近年、コンダクトリスクとして注目されるようになってきていますが、コロナ禍を契機として広がったリモートワークにより、デジタルテクノロジーも活用した、最適な管理態勢の構築が求められています。さらにステークホルダーからの期待によりよく応えるためには、マイナスを抑える発想のリスク管理だけでなく、あるべき行動を導くためのリスクカルチャー醸成が必要であり、コンダクトリスク管理とリスクカルチャー醸成は密接に結びついています。 本セミナーではリモートワーク環境も踏まえた新しい労務環境におけるコンダクトリスク管理態勢について、先進的な事例を踏まえた解説を行い、あるべきリスクカルチャー醸成のアプローチについて説明します。 |
詳細 |
1.金融機関を取り巻くリスクの変化とリスク管理のあり方の変化 (1)非財務リスクとしてのコンダクトリスクの整理 (a)コンダクトリスクの概念整理(コンプライアンス・リスク、オペレーショナルリスクとの関係整理) (b)リスク管理の視点の変化(アウトカムの視点、社外のリスク管理の必要性) (2)コンダクトリスク管理のあり方 (a)非財務リスク管理のガバナンス、リスク管理体制と3ラインモデル (b)リスク管理フレームワーク (c)リスク管理プロセス(ライフサイクル視点によるリスクの捕捉とリスクオーナーシップ) (3)リモートワークを踏まえたリスクのモニタリング (a)デジタルを活用したモニタリング手法の展開 (b)モニタリング指標について(KRI等) 2.リスクカルチャーの醸成 (1)金融機関におけるリスクカルチャー (a)リスクカルチャー醸成の基本的な考え方 (b)リスクカルチャーの監督(取締役会とリスクカルチャー) (c)個人・会社のパーパス(Purpose)の定義とリスクカルチャー醸成 (2)リスクカルチャーのPDCAの構築 (a)リスクカルチャーの包括的アセスメント (b)リスクカルチャーサーベイによる測定 (c)リスクカルチャー醸成のための施策 3.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |