【会場受講】2025年のリテール金融・キャッシュレス ~DX戦略で取るべき打ち手とケーススタディ~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-02-22(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 金融コンサルティング部 金融DXコンサルティンググループ グループマネージャー 伊部 和晃 氏 2007年 株式会社野村総合研究所入社 金融機関および金融サービスを提供する事業会社向けに各種戦略の策定・実行支援コンサルティングサービスを提供している 主要なコンサルティングテーマとして、新規事業立ち上げ、データアナリティクス組織の立ち上げ・伴走、デジタルトランスフォーメーション戦略の策定・実行支援等 特に、リテール金融・キャッシュレス決済業界のビジネスモデルや政策動向に精通 NRI認定データサイエンティスト 日本証券アナリスト協会 検定会員 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近年、オンライン広告、Eコマース、モバイル通信を中心としたビジネスモデルを組み上げたプラットフォーマー産業は、急速な成長が続いている。顧客との接点量確保や金利収益を目的に、プラットフォーマー産業による金融サービスの新規参入が相次いでいる。加えて、法改正や、消費者接点の急速なデジタル化など、リテール金融は、現在、最も激しい環境変化にさらされている産業の一つといえる。このような業界の事業環境変化を踏まえ、金融サービスがデジタル技術を活用した競争優位性を持つための取組テーマを、デジタルトランスフォーメーション戦略マップ(DX戦略マップ)として包括的に整理する。また、先行して大きな市場構造の変化が起きているキャッシュレス決済業界のケーススタディを通じて、リテール金融におけるDX戦略の要諦を抽出する。最後に、最も不確実性が高い将来の環境変化に対応していくための視点を提言する。 |
詳細 |
1.リテール金融業界を取り巻く環境変化 (1)消費者の意識・行動変化によるデジタル接点の受容 (2)規制・政策による影響 (3)デジタル技術の進展による産業のソフトウェア化・コモディティ化・リスク集積 (4)「プラットフォーマー産業」の登場 2.新たな金融サービスの事例:DXの現在地 (1)つかう(決済) (2)かりる(ローン) (3)ためる(貯蓄・運用) (4)そなえる(保険) 3.リテール金融業界の重要経営課題と、DX戦略マップ (1)組織開発・人材育成 (データサイエンス組織 /DX組織) (2)顧客接点改革 (3)新規サービスの創出 (4)データドリブン経営への変革 4.ケーススタディ:キャッシュレス決済業界で起きている構造変化 (1)キャッシュレス業界のビジネスモデル (a)フィープール分析 (b)コスト構造分析 (2)業界の構造変化 (a)プラットフォーム産業の参入 (b)キャッシュレス政策 (3)消費者意識 (a)「キャッシュレス派」と「現金派」の消費者意識の差異 (b)現金派の消費者が抱える問題意識 (4)データ利活用に関する現状の到達点と課題 (a)マーケティング活用 (b)店舗改善への活用 5.2025年のリテール金融・キャッシュレス決済業界の展望 (1)業界で今後発生する構造変化の見通し (2)最も着目すべき、不確実な変化への対応(シナリオ・プランニング手法による分析) (3)金融サービス提供事業者が取るべき打ち手 (a)つかう(決済)サービス提供事業者の打ち手 (b)かりる(ローン)サービス提供事業者の打ち手 (c)ためる(貯蓄・運用)サービス提供事業者の打ち手 (d)そなえる(保険)サービス提供事業者の打ち手 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |