収益力強化に向けた『リボ・キャッシングの利用促進』 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-03-18(木) 13:30~16:30 |
講師 |
アクセンチュア株式会社 金融サービス業本部 戦略グループ シニア・マネージャ 三宅 利洋 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
クレジットカードが「リテール金融における戦略ツール」と言われ始めてから久しい。レギュレーションの課題もあったが、最近メガバンクがクレジットカード事業とのシナジー追求に本腰を入れ始め、業界再編の流れもようやく本格化しそうである。カード会社はそのような流れの中でどのような戦略をとれば、主役を演じ続けられるのか。消費者の資金需要を効率的に取り込み、金利収益の拡大を図るという戦略が、その答えの1つであることに疑いの余地は無いだろう。あらためて、これまでのリボ・分割ショッピングやキャッシングといった金利商品の提供、利用動向を見てみると、その成否はマーケティングや販促施策のあり方に拠るところが大きいと考えられる。何故なら、商品・サービス性に大きな違いは無いからだ。本セミナーでは、カード会社自身のマーケティング課題の1つである金利商品の利用促進に的を絞って、アクセンチュアが国内カード会社と共同で行った実験を1つのケーススタディとしてご紹介する と共に、そこから得られた有益な情報、現場での実践に向けた課題や解決のアプローチ等について解説する。 1.収益力強化に向けて (1)環境変化と業界再編の方向性 ~業界全体の成長に向けたシナリオ (2)金利収益拡大の必要性と商品開発動向 ~次々と開発される新商品・サービス (3)安易な取り組みと得られた教訓 ~償却負担の増加を導く2つの原因 (4)消費者金融との違いとカード会社の存在意義 ~いかにして潜在的な需要を嗅ぎ取るか 2.ケーススタディ (1)金融マーケティングの特徴と本質 ~顧客情報をどう活用すれば良いのか (2)共同実験の目的と具体的アプローチ ~クロスセル・アップセル・リテンション (3)データ分析と検証結果 ~最大で200%以上のROIを確認 (4)分析モデル形成に寄与した重要データ ~ヒット率を高める顧客行動とは 3.実践に向けた課題と解決のアプローチ (1)自社顧客への適用方針 ~データはあるか・自社顧客も同じか (2)継続的な分析・実践能力の獲得 ~変わる市場・顧客にどう対応するか (3)成果を高める商品・サービスのあり方 ~顧客を選ぶ・顧客に選ばれる 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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