【会場受講】ポストFATF対日審査を見据えたAML/CFT対策と継続的顧客管理の高度化 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-01-29(金) 9:30~12:30 |
講師 |
EY・ストラテジー・アンド・ コンサルティング株式会社 アソシエート・パートナー (元:財務省 国際局 国際機構課 資金移転対策室長) 福島 俊一 氏 財務省国際局で経済制裁やマネロン・テロ資金対策に取り組む 2008年よりFATF事務局に出向し、第4次勧告の策定等に関与 2014年からは外国為替室長として、米財務省OFACと連携して対北朝鮮やイラン制裁等に取り組む 2015-2016年にはFATFの対シンガポール相互審査の審査員を務め、2017-2019年は北海道財務局に金融監督官として出向し、地元金融機関へのマネロン対策を支援 2019年7月から資金移転対策室長として、FATF対日審査を取りまとめた 2020年7月より現職 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 新型コロナウィルスの感染拡大に伴って延期されていたFATF対日審査の審議は2021年6月に迫り、8月頃には審査報告書が公表される見通しである。審査報告書の公表は、相互審査の通過点でしかなく、指摘される不備事項の改善へ向けたフォローアップ・プロセスの「はじまり」である。そこで、すでに審査を終えたFATF加盟国が相互審査で何を指摘され、それにどのように対応しているかを知ることで、ポスト対日審査におけるマネロン・テロ資金供与対策の<傾向と対策>を考える。また、地政学リスクの高まりから、経済制裁、とりわけ米国OFACの規制動向には高いアンテナを張る必要がある。セミナー後半では、OFAC規制のしくみを概説し、その<傾向と対策>を考える。 ※当日までの公表情報によっては講演項目・内容に一部変更の可能性がございます。 |
詳細 |
1.FATF対日審査の現状と見通し (1)FATF対日審査の現状 (2)実施状況の芳しくない項目 (3)他国の審査結果及びフォローアップの状況など 2.金融庁・マネロンガイドライン改訂 3.事例で考える継続的顧客管理 (1)事例1:マルチ商法で集めた資金のローンダリング (2)事例2:実態不明な外国送金の取次ぎ (3)応用:“銀行連携”における継続的顧客管理のあり方 4.FATF対日審査後のパラダイムシフトに備えて (1)FATF対日審査後の見通し (2)リスクベース・アプローチのおさらい 5.OFAC規制について (1)OFAC規制の概要 (2)OFACによる最近の処分事例 (3)OFAC規制の傾向と対策 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |