【DOKODEMO受講限定・Zoom配信】保険会社がおさえておくべき医学的選択の新たな概念と実務 ~疾病(先制医療/COVID-19/三大疾病)と人材育成のポイント~ |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2021-01-26(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社かんぽ生命保険 医事総括役 谷川 拓男 氏 1987年奈良県立医科大学卒業、産婦人科に入局 1994年同大学院卒業 HTLV‐Iの母児感染に関する研究で博士号を取得 1997年某国内生命保険会社査定医長として勤務し、2013年からかんぽ生命医事役として現在に至る 査定実務、医事研究、アンダーライター教育など幅広く保険業務に携わり、2018年日本保険医学会定時総会パネルディスカッション、2019年日本アンダーライティング協会年次大会では、先制医療についての講演を行う |
概要 | 適切なる医学的選択は、保険会社にとって、危険差益確保のために重要かつ不可欠です。 それを担う契約引受部門の査定担当者は、新しい医療概念、新しい疾病に対して、その病態を理解し、動向を注視する必要があります。本講座ではまず、10年前から提唱され始めた「先制医療」のうち、遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)と骨粗鬆症を、次に、新型コロナウイルスに関する保険会社としての対応を取り上げます。また、死亡原因の約半数を占める三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)を、日本アンダーライティング協会資格試験テキストから解説します。重大疾病保険や就業不能保険では、三大疾病が支払対象疾患に含まれますが、支払事由は従来の死亡保障や医療保障とは異なります。その点を考慮して、医学的選択を行う視点が必要です。医学的選択には、各社個別に作成された医務査定標準が用いられ、新しい医的状況を反映すべく適宜改定が行われますが、そのプロセスの概略を説明します。査定医は、査定担当者(アンダーライター)と連携し、刻々と変化していく臨床医学や社会状況に応じて、適切な医学的選択をしていかねばなりません。将来像を今後の展望として総括します。 |
詳細 |
1.保険会社がおさえておくべき医学的選択 (1)保険会社は、査定医に何を期待するか (2)医学的選択にまつわる、医事研究いろいろ (3)適切な医学的選択のために-「人を育てる」 2.先制医療の現状 (1)先制医療の概要 (2)遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC):最近の知見 (3)骨粗鬆症:骨折リスク予測ツール 3.新型コロナウイルスへの保険会社の対応 (1)疫学 (2)保険会社の対応 (3)今後の評価 4.三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)のリスク評価 (1)日本アンダーライティング協会資格試験テキストでの三大疾病 (2)重大疾病保険、就業不能保険の支払事由からみた三大疾病 (3)医務査定標準への反映と課題 5.今後の展望 (1)医務査定標準の改定とそのプロセス (2)医務査定担当者(アンダーライター)の育成 (3)医学的選択の将来像 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
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