【会場受講】クラウド推進の実務と人材育成のベストプラクティス ~組織的取組の実践体系と金融機関の事例から知る具体策~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-08-19(水) 13:30~17:30 |
講師 |
一般社団法人日本クラウド セキュリティアライアンス(CSAJ) 副会長 渥美 俊英 氏
電通国際情報サービス(ISID)にて大手金融機関向けシステム開発、技術統括部長を経て2010年クラウド黎明期からクラウド推進に注力 2015年ISID定年退職後、アマゾンウェブサービスジャパン入社、大手企業幹部向けのエンタープライズエバンジェリストを担う AWS退職後、現在はクラウド推進役として数社の顧問役、社外取締役 日々の時間の半分はクラウドや最新IT、業界動向の調査や勉強で、半分は顧問先支援と業界活動に従事 イベントなどの講演多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融機関のクラウド利用が急速に進展しており、単なるオンプレミスの代替ではなく、システム開発やビジネスのあり方、ガバナンス、求められる人材像まで大きな変化が起きています。本格的なクラウドは多数の標準化されたサービスを組合せて利用するため、国内外での多くの事例からベストプラクティス(優れた実践パターン)があり、これを理解することがクラウド活用の重要なポイントになります。本講演では、金融機関のクラウド推進活動の進め方とそれを担う人材育成に関して、幾多の実践事例を参考に紹介し、ベストプラクティスをわかり易く具体的に解説いたします。また、クラウドを活用するにあたり、現状のシステムをそのままクラウドに移行するレベルからクラウドならではの機能を活用し効果を高めるパターンとアーキテクチャ、および今後のIT活用に欠くことのできないクラウドを活用したAI/深層学習の人材育成に関しても解説いたします。 想定受講者: ・業種・・・金融機関、FinTech事業者、SIerなど ・職務・・・監査、リスク管理、企画、情シス、経営幹部、事業部門など ・これからクラウドに取組む役割、および既に取組んでいるが更に加速させたい役割の方々 ・AWSやクラウドの知識は特に前提としません。基本的知識から概説いたします。 講師のSIerとAWSの両方の社員経歴と、金融機関向けのクラウド推進活動、業界団体、コミュニティの豊富な経験ならではの内容は具体的実践的で、受講者のクラウド活用に大きな参考となります。 |
詳細 |
1.クラウドがITの常識と金融機関を変えている (1)クラウド業界動向 (2)クラウドはオンプレ代替インフラではない (3)クラウドの高度なセキュリティとガバナンス 2.クラウド推進組織(Cloud Center of Excellence)の進め方 (1)CCoEの役割、組織、人材、進め方 (2)金融機関はCCoEにどう取組んでいるか、内外事例 (3)クラウド活用成熟度に応じたCCoE活動の実際 (4)クラウド移行のパターンとアーキテクチャ (5)ITベンダの選定と活用、付き合い方 3.クラウド人材育成の具体策 (1)クラウド人材育成の進め方 (2)認定資格と教材、書籍、e-ラーニング (3)金融機関のクラウド人材育成実践事例 (4)クラウドを活用したAI/DL人材育成 (5)主要イベントと社内外のクラウドコミュニティ (6)膨大な教材、セミナー、資料の徹底活用ガイド 4.FISC安全対策基準の対応と活用 (1)FISC安全対策基準のクラウド管理策の変遷 (2)AWSのセキュリティ主要文書の概要 (3)クラウドの監査、保証型第3者監査報告書(SOC2) (4)金融機関向けAWS対応セキュリティリファレンス 5.まとめ (1)クラウドの活用、日本の金融のDXに向けて 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |