【会場受講】アフターコロナの世界と各産業・金融ビジネスの未来予測 ~各産業の生き残り戦略~ |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2020-07-27(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社 ICT ソリューション・コンサルティング 代表取締役社長 株式会社デジタルイノベーション研究所 代表/クリエーター 冨永 孝 氏
クリエーター、インテリジェントデザイナー 社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター インテリジェンスデザイナー/~2008年アクセンチュア株式会社統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年~現職 日本でも数少ない産業(複数業界)、経営戦略、技術戦略を1人称で語れるクリエーター |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 昨年末から、中国武漢で感染が確認された新型コロナウィルスは、瞬く間にアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東、アフリカにまで広がり、WHOによってパンデミック宣言が出されました。この日本でも、3月末から感染が広がり、ついに緊急事態宣言が全国に出されました。新型コロナウィルスの影響は、医療、公共衛生、暮らしにとどまらず、インバウンド、飲食、その他小売、さらには自動車をはじめとする製造業のサプライチェーンや産業を支える金融業界にまで、影響を及ぼし始めました。IMFは日本の今年度の経済成長は、マイナス5.2%、アメリカは、マイナス5.9%、中国は1.2%、ユーロ圏はマイナス7.5となっています。(2020年4月)しかしながら、2021年度の予測は、すべての地域でプラスと予測され(全世界でプラス5.8%)、かなり楽観的な数字となっています。 本当に、2021年には、コロナの影響を乗り越え、今までの延長戦で回復するのでしょうか?私は、NOだと思います。皆様の多くも同感ではないでしょうか?特に、日本にとっては、コロナの克服だけが課題ではありません。20年以上も続く成長鈍化とデフレ、2020年から始まる世帯数の減少、消費税(2019)による景気低迷、オリンピックの延期による需要の減少、そして、今回のコロナパンデミック(インバウンド、小売、飲食、製造業)。この影響を考えてみると、日本だけでなく、2020年は、世界の政治、経済、社会、経営に関して、古い時代の「終わりの始まり」と新しい時代の「始まりの始まり」の分岐点と言えると思います。今回のセミナーでは、コロナ後の世界(アフターコロナ)と今までの世界(ビフォーコロナ)のビジネスを比べることにより ●衰退、消滅する産業、企業とは? ●成長、拡大する産業、企業とは? ●サバイバルに向けた準備とは? を皆さまと考えていきたいと思います。 |
詳細 |
1.プロローグ (1)未来予想とは? (a)実は、未来はすでに起こっている 2.新型コロナウィルスがもたらしたもの ~すでに、起きている未来は (1)逆回転が始まりつつある(グローバル、近視眼的合理性、成長志向(豊かさ)) (2)従来トレンドの加速(デジタル、生産性向上、課題解決) (3)新たな胎動(リスク、デジタルとリアルの融合、2大米中PF(GAFAM/BATH)覇権戦争) 3.アフターコロナの世界を予測する (1)政治、経済、社会は激変する (a)米中覇権戦争と大きな政府への移行(政治) (b)資本の流れが大きく変わる(新たな投資と緊縮財政の終焉)(経済) (c)ソーシャルディスタンスと安全、生存への移行(社会) 4.アフターコロナのビジネスを予測する (1)産業構造は大きく変わり、淘汰、再編が始まる(2020-2023)(産業構造) (a)従来の産業構造(ものの産業)が解体し、課題解決バリューチェーンに移行する (2)多くの業界が、従来事業の縮小、消滅を余儀無くされる(事業) (a)顧客インテリジェンスを待たない企業は、GPFの下請けに、規制産業(含む公共)の多くは、より効率化が要求される (3)GAFA/BATHが社会プラットフォームの一端を担う (a)GPFと政府との連携とデータ独占への規制強化(歩み寄り) (4)従来の企業システム(マネジメント)の解体が始まる(企業) (a)企業のバーチャル化(リモートワークから仮想企業、仮想オフィスへ) (b)企業系列の解体(企業グループの再編と持ち株会社化) (c)リモートワークや副業が、優秀な社員の帰属意識、モチベーションを変え、また、社内における人材評価を一変させる 5.アフターコロナを生き抜くには (1)アフターコロナを生き抜くには、従来のビジネスOSを捨てよ (a)創造的破壊の思考を持とう(3D思考:デジタル、デザイン、ディストラクディブ) (b)創造的破壊のフレームワークを持とう (社会課題マップ、トランスフォーメーションシナリオ、SDMモデル(需要、供給、マネー) (c)創造的破壊のツールを持とう(断捨離、チェンジマネジメント、リーンキャンバス2.0) 6.エピローグ (1)サバイバルするということは (a)先人に学ぶ生き残りの極意 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |