【会場受講】航空機ファイナンス実務シリーズ 第3回 ~コロナ禍におけるデフォルトや米国チャプター11など倒産手続への対応 (リポゼッションを含む)ならびにマーケットにおいて近時注目される取引スキーム~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-11-25(水) 13:30~16:30 |
講師 |
ホワイト&ケース法律事務所 井門 慶介 氏 パートナー弁護士 福永 周介 氏 弁護士
【井門 慶介 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 本セミナーシリーズ第3回では、第1回および第2回で習得した航空機ファイナンスの基礎理論と実務的な知識をふまえて、より応用的・実践的なトピックをとりあげます。コロナウイルス危機をうけ、エアラインやリース会社の倒産やデフォルトといった有事対応への関心はかつてなく高まっていますので、前半では、まず航空機ファイナンス案件におけるデフォルト対応やエアライン・リース会社の倒産・再生手続の検討をおこなったうえで、エアラインのデフォルト時における航空機の取戻し(いわゆるリポゼッション)について実務や法的留意点を紹介し、レンダーやレッサーとしての有事の際の権利保全についてお話しします。多数のエアラインが再生に活用する米国倒産法のチャプター11手続についてもとりあげます。 後半では、航空機ファイナンスのマーケットにおいて近時注目される、キャピタルマーケットを活用したいわゆるEETCやポートフォリオ案件などの難易度の高い案件についてストラクチャーの要点とリスクをおさえた解説を行います。さらに、航空機関連資産として注目される航空機エンジンのリースについても、固有の留意点をおさえ解説します。 |
詳細 |
1.航空機ファイナンス案件におけるデフォルト (1)リース契約の不履行とデフォルト(コロナウイルス危機とリース契約) (2)コロナウイルス危機下における法的論点 (3)デフォルト時におけるリース契約やローン契約の交渉・条件変更 2.エアラインやリース会社の倒産・再生手続 (1)エアラインやリース会社の倒産・破綻事例 (2)米国倒産法におけるチャプター11手続の概要と特徴 (3)レンダーやレッサーとしての対応と法的な留意点 3.航空機の取戻し(いわゆるリポゼッション) (1)クレジットの低いエアライン・カントリーリスクの高いエアラインへのファイナンス案件と航空機の取戻し(いわゆるリポゼッション) (2)航空機の取戻し(いわゆるリポゼッション)の法的留意点 (3)実務的なプロセスと平時における準備 4.キャピタルマーケットにおける航空機ファイナンス取引 (1)いわゆる EETCスキームとは (2)典型的な EETCのストラクチャーとドキュメンテーション上の留意点 (3)航空機リースのいわゆるポートフォリオ案件の概要と特徴 5.エンジンリース (1)エンジンリースの特徴と航空機リースとの相違 (2)典型的なリースの概要とドキュメンテーション上の留意点 (3)エンジンリースの法的留意点 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 ※ 解説の順序は一部前後する場合があります |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |