【会場受講】航空機ファイナンス実務シリーズ 第2回 ~銀行ローンと担保・保険およびレッサー・レンダーとしての権利保全の実務~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-11-18(水) 13:30~16:30 |
講師 |
ホワイト&ケース法律事務所 井門 慶介 氏 パートナー弁護士 福永 周介 氏 弁護士
【井門 慶介 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 航空機取引において銀行ローンが果たしている役割は非常に大きく、旧来から航空機ローンを専門としてきた一部の外資系銀行はもちろんですが、近年では日本のメガバンク、中国系金融機関や日本のリース会社、地方銀行に至るまで、幅広い金融機関によって航空機ローンが取り組まれています。もっとも、航空機を融資目的・担保対象とすることに伴う特性について理解したうえでのドキュメンテーションやストラクチャーについて体系的な検討・整理をする機会は少ないのが実情ではないでしょうか。航空機に事故が発生したり、案件がデフォルトに陥り、場合によってはエアラインの倒産に至るということも決して稀有というわけではありません。そのため、取引ストラクチャーにおけるリスクを把握し、適切な管理・対処をすることは極めて重要です。なかでも、ファイナンスを提供する金融機関の立場やアセットの残価リスクを負うレッサー又は投資家の立場からは、航空機ファイナンスにおける保険の制度や担保の実効性を適切に把握することが重要であり、とりわけケープタウン条約に基づく国際的な権利の登録・執行制度についての理解は欠かせません。 本セミナーシリーズ第2回では、はじめに航空機ローンの重要ポイントをとりあげ、英文のサンプル契約を用いて解説したうえで、航空機ファイナンスにおける担保・保険・ケープタウン条約に基づく登録制度といった権利保全のための仕組みや実務についてケーススタディをまじえて解説します。レンダーとなる金融機関の方はもちろんのこと、レッサー・ボロワーとなる投資家・リース会社・商社の方やレッシーとなるエアラインの方にとっても有用な内容となるでしょう。 |
詳細 |
1.航空機ファイナンスにおけるローンの重要ポイントとドキュメンテーションの観点 (1)ローン契約の構造と重要ポイント (2)航空機ファイナンスにおけるローンの特徴 (3)ローン契約に関する最近のトピック (4)セカンダリー取引における留意点 2.航空機ファイナンスにおける担保 (1)航空機ファイナンスにおける担保の概要 (2)機体に対する担保の重要ポイントと法的留意点 (3)担保契約レビューのポイント 3.航空機ファイナンスにおける保険 (1)航空機ファイナンスにおける保険の重要性 (2)航空機ファイナンスにおける主要な保険の概要と実務的な留意点 (3)ケーススタディ 4.航空機ファイナンスにおけるケープタウン条約の基礎と実務 (1)ケープタウン条約に基づく国際的権利の概要と登録実務 (2)ケープタウン条約に基づく国際的権利の限界と法的留意点 (3)実際の案件にみるケープタウン条約(ケーススタディ) 5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 ※ 解説の順序は一部前後する場合があります |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |