顧客本位の定着に向けた保険代理店のモニタリング・ポイント ~KPI&業績評価の設定/保険募集の創意工夫/労務管理の在り方~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-03-10(火) 13:30~16:30 |
講師 |
弁護士法人ほくと総合法律事務所 パートナー弁護士 関 秀忠 氏 2002年弁護士登録、法律事務所勤務を経て、06年にアフラック(現アフラック生命保険株式会社)に社内弁護士として入社し、保険営業企画・保険窓販実務・コンプライアンス態勢整備等に従事。08年、弁護士法人ほくと総合法律事務所設立に参画。保険に関する近時の著書・論文として「保険業務のコンプライアンス(第3版)」(金融財政事情研究会)、「保険募集コンプライアンスの再確認」(銀行法務21・2019年11月号)、「近時の保険募集における特別利益の提供と実務的な検討視点」(金融法務事情2051号)など。金融機関の内外で内部通報システムの制度設計及び運用実務に長年にわたり携わる。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近時の当局による行政処分で「顧客本位の業務運営に関する意識が乏しい企業文化となっている」との指摘がなされていることに現れているとおり、当局の検査・監督の視点が「顧客本位の業務運営態勢が確立されているか」「顧客本位の企業文化が醸成されているか」という点に向けられていることは多言を要しない。また、直近の金融庁「『顧客本位の業務運営』の取組成果の公表状況」によれば、「自主的なKPI」を定める金融事業者が約半数に上っている。 しかし、現場の活力を高めつつ顧客本位を実現するために、実際に如何なる点を見直したらよいか、どのように業績評価と連動させる取組みを推進するか等に悩ましさを感じる保険会社・保険代理店は少なくない。 本セミナーは、保険会社・少額短期保険業者、金融機関・保険代理店に対して実務的な助言を数多く実施している弁護士が、最近の金融当局の方針・モニタリング動向を踏まえ、現場実務上問題視される保険代理店の態勢上の留意点と考えられる創意工夫及びモニタリングのポイントについて解説する。 |
詳細 |
1.保険検査・監督をめぐる近時の環境 2.「顧客本位の業務運営」と「KPI」 ~現場がやる気になるKPI及び評価基準の設定方法 3.顧客本位の保険募集に向けた工夫 (1)提案ストーリーの追求~「顧客による選択」をし易くする工夫 (2)コンサルティング力を補完する共同募集の工夫 (3)顧客本位を損なわない、新たな推奨理由の導入 (4)特別利益提供禁止と顧客向けキャンペーン再考 4.保険代理店のモニタリング・ポイント (1)近時の法改正を踏まえた最低限押さえるべき労務管理モニタリング (a)賃金報酬制度設計 (b)働き方改革関連法対応 (c)改正労働施策総合推進法(いわゆるパワハラ防止法対応) (d)顧客本位の業務運営を踏まえた労務管理のポイント (2)紛争を低減する乗換募集の履歴チェック (3)モニタリング・監査におけるPDCAチェックポイント 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |