証券・資金決済システム改革の最新動向 (アップデート版) ~ 海外の流れを中心に ~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-09-25(木) 13:30~16:30 |
講師 |
UFJホールディングス 経営企画部 兼 UFJ銀行 事務企画部 調査役・エコノミスト 宿輪 純一 氏 東京大学大学院 MOT教官 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
経済における「おカネ」は、身体では「血液」に例えられることができます。その血の巡りが良い(早い)ほうが、経済成長にも貢献します。決済システム改革もIT改革に裏打ちされ、とどまるところを知りません。決済に関する大きな考え方も、変わらざるを得ません。特に我々が参考とすべき「欧州の決済システム改革」は、ユーロによる構造改革の一つとして早いスピードで進行しています。世界はもとより、日本も決済システム改革はまだまだ続き、これからが「まさに本番」となります。このセミナーでは、現在、進行している決済システム改革の内容を踏まえながら、決済システム改革の次のステージを展望します。また変わっていく決済システムに対する大きな考え方も、個人的な見解ながら説明したいと思います。また、このような環境下における金融機関の企業戦略的な対応についての考え方も、非常に大事であり検討したいと思います。 講義詳細 1.決済と決済システムの考え方 (1)「時間」軸の考え方 (2)決済システムの「役割」の変化 (3)「BIS」の考え方と規制 2.資金決済システムの改革 (1)日本が参考とすべき欧州の決済システム改革 ~ TARGET X、RTGSPlus、Pan European ACH (2)アジアのための「FedWire」時間延長 (3)「CLS」の拡大 3.証券決済システムの改革 (1)日本が参考とすべき欧州の決済システム改革 ~ 証券取引所、先物取引所、照合機関、清算機関、決済機関 ~ euroDTCC (2)米国の「T+1」と「STP」プロジェクトとSIA(3)「アジア・クリアー」構想 4.決済改革が金融機関に及ぼす企業戦略的影響 (1)「モジュール化」の進行 (2)「流動性」の管理 (3)「コルレス網」と決済システムの関係 5.日本の証券・資金決済システム改革 ~ 次のステージの私的展望 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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