国内・海外の金融機関クラウド活用事例解説 ~クラウドネイティブが金融機関のシステムを変える~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-12-25(水) 9:30~12:30 |
講師 |
一般社団法人 日本クラウドセキュリティアライアンス(CSAJ) 副会長 渥美 俊英 氏
電通国際情報サービス(ISID)にて大手金融機関向けシステム開発、技術統括部長を経て2010年クラウド黎明期からクラウド推進に注力 15年ISID定年退職後、アマゾンウェブサービスジャパン入社、大手企業幹部向けのエンタープライズエバンジェリストを担う AWS退職後、現在はクラウド推進役として数社の顧問役、社外取締役 日々の時間の半分はクラウドや最新IT、業界動向の調査や勉強で、半分は顧問先支援と業界活動に従事 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | メガバンクをはじめ金融機関のクラウド利用が急速に進展しております。本講演では、金融機関のクラウド利活用に具体的な参考になるものとして、国内外で発表・講演された金融機関や規制当局の事例を題材に、その先進的な内容をわかり易く解説いたします。実際のシステムのクラウド化に加えて、推進組織の在り方、中期計画、人材育成、組織文化の変化、またこれらの前提知識として、従来のオンプレとクラウドの相違、クラウドの基本サービスの理解、FISC安全対策基準のクラウドの捉え方の変遷などの基本的な理解についても幅広く言及いたします。本研修の内容は、7月24日に開催した同講師による「金融機関向けクラウド最新動向とクラウド活用の実践策」の内容の2章と5章の国内外事例を更に詳しく時間をかけて解説するものです。後述のアジェンダの内、3章と4章がメインの内容になります。 【想定受講者】 ・金融機関、金融サービス事業者、SIer、監査法人などの、企画、営業、技術、経営の方々 ・これからクラウドに取組む役割、および既に取組んでいるが更に加速させたい役割の方々 ・クラウドやAWSの知識は特に前提としません。前半で基本的知識を概説いたします 講師のSIer側、クラウドベンダ側の両方の社員経歴と、AWSを中心にAzureも含めた金融クラウド推進活動、業界団体、コミュニティの豊富な経験ならではの内容は具体的かつ実践的で、受講者のクラウド活用に大きな参考となります。 |
詳細 |
1.クラウドがITの常識と金融機関を変えている (1)クラウド市場動向、異業種参入のAWSがIT業界を変えた (2)クラウドはオンプレ代替インフラではない (3)クラウドならではのセキュリティとコンプライアンス 2.クラウドの主要サービスと進め方のベストプラクティス (1)クラウドの主要サービス、従来ITと同じ点、異なる点 (2)クラウドセキュリティの大原則、責任共有モデル (3)セキュリティとコンプライアンスの主要公開文書を概説 (4)クラウド推進組織、クラウド活用中期計画、人材育成の実践策 3.国内金融機関のクラウド事例詳細 (1)AWSサミットでの金融事例と数年の流れ (2)MUFG、みずほ銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行など (3)琉球銀行、伊予銀行(AWS)、北國銀行(Azure)など 4.海外の金融機関、金融サービス、規制当局側の先進事例 (1)クラウド業界最大のラーニングイベントAWS re:Invent 2018年、2019年のそれぞれ50超の大量の金融機関事例から解説 (2)HSBC、NAB、Barclays、Nasdaq、AXA、FINRAなど (3)JPMorgan、Goldman Sachs、Vanguard、Dow Jonesなど 5.FISC安全対策基準におけるクラウドの考え方とSOC2 (1)安全対策基準第8版から最新第9版への流れ (2)クラウドの監査、保証型第3者監査報告書(SOC2)の活用 (3)クラウド監査の入門と実技教材 6.まとめ クラウドで日本の金融をイノベーション 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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