新たな経済圏の拡大と金融業界へのインパクト ~いま金融機関が取り組むべきことは何か~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-12-13(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社金融革新パートナーズ 代表取締役/Founder 五十嵐 文雄 氏 小樽商科大学卒業後、1985年野村コンピュータ(現野村総合研究所)入社 野村證券出向、NRIヨーロッパ社長を経験し、2018年3月野村総合研究所を退職 4月 株式会社金融革新パートナーズ設立 株式会社グッドウェイのアドバイザリーボードメンバーを兼務 専門は、金融ビジネスモデルの調査研究、および、金融機関のビジネス企画 2015年以降FinTech活用のための仕組みづくり、デジタルトランスフォーメーション推進支援を中心に活動 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 昨年講演「FinTech対応の次にくる新たな金融ビジネスモデル」の続編。 この一年で、急拡大するスマホ決済、新しい審査によるローンなど多くのサービスが登場するなか、残念ながら既存の金融機関の影が薄い。 一方で、Yahooや楽天等の経済圏、メルカリ経済圏、イオンやローソン等の経済圏などさまざまな経済圏の登場の兆しがあり、都市部に限らず、地方でも拡大している。 現在、金融機関がおかれている環境と抱える問題、取り組むべきことについて、ご紹介する。 |
詳細 |
1.今何が起きているか 最近の動向 (1)日本のFinTech状況と変遷 (2)金融機関(銀行/証券/保険)の取り組み動向 ≪Fintech・新サービス≫事例:スコア活用ビジネス/スマホ決済/ネオバンクなど ≪国内アライアンス≫事例:メガバンク中心の動き/信用金庫を取り巻く動き/地方銀行を取り巻く動きなど 2.拡大する新たな経済圏と金融へのインパクト (1)デジタルトランスフォーメーションの本質 (a)デジタルトランスフォーメーションとはなにか (b)事例にみる国内外で生まれているビジネスの変化 (c)新たな金融ビジネスモデル構築を支えるもの(APIプラットフォーム、マーケティングプラットフォーム等) (2)異なる概念をもつもうひとつの社会~デジタル世代が牽引する新たな社会~ (3)新たな経済圏と変化する金融ビジネス (4)様々な経済圏の主役たち(Yahoo/楽天/メルカリ/イオン/ローソン/au等) 3.デジタル時代に金融機関が抱える共通課題 (1)二つのデジタル対応 (a)カスタマーファーストイノベーション (b)ビジネスプロセスイノベーション (2)現状把握の遅れ(顧客の変化/地域の変化/競合の変化など) (3)不明確なビジョンとターゲット (従来の価値観での判断、キーワードのみで具体性がないビジョン、囲い込みと提供者視点での評価 対応など) (4)人材(社内人材のみで対応/金融機関視点での外部の活用や採用/硬直化した人事制度など) 4.今後金融機関が取り組むべきこと (1)顧客の把握とデジタルマーケティングへの対応 (2)ターゲットの絞り込みとサービスの明確化 (3)システムとミドルバックの抜本的改革 (4)意識改革と活動の継続 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |