収益拡大とコスト削減を実現する金融機関の営業店戦略 ~海外のベストプラクティス事例及び軽量化を含めた最新の営業店コンセプトとITの活用~ |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2019-12-12(木) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社 日立製作所 シニアエバンジェリスト 長 稔也 氏 1985年:日立製作所入所、1990年~92年:ニューヨーク大学大学院に社費留学を経て1994年~98年:株式会社 日本興業銀行に出向 2001年~03年:日立を退職し、シティバンク個人金融本部においてバーチャル・バンキング並びにCRMヘッド 2004年:日立に復帰し、ビジネス・コンサルティング、リサーチ、マーケティング活動等に従事 2016年、金融イノベーション推進センタ長として、Fintech関連事業を推進 2018年4月より現職 現在、Linux Foundationの主催するHyperledgerボード・メンバー、筑波大学非常勤講師を兼務 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | オムニチャネル化の進展、オンライン・チャネルの進化により、金融機関における全営業店へのフル・オペレーション適用の合理性が低下する一方、収益を確保する上で、営業店は重要なフェース・トゥ・フェース・サービスを提供可能なタッチポイントであることに変わりはありません。一方、金融機関を取り巻く環境の劇的な変化により、出店コストを抑制しながら、最低限の顧客要件を満足する店舗機能を有する小型店舗の展開や、セルフ・サービス化による業務効率向上の余地があり、ITの利活用及び営業店そのもののあり方を含めた検討が必要となっています。 本セミナーでは、今後の金融機関の営業店戦略を検討する上で、その前提となるデジタル・シフトの推進施策、最新の営業店コンセプト、そこで活用されるIT等について説明し、収益力の向上とコスト削減を両立させる今後の営業店像を解説します。 |
詳細 |
1.オムニチャネル戦略の基本的な考え方 (1)オムニチャネルの概念 (2)オムニチャネル環境における顧客行動の変化 2.チャネルにおける顧客経験価値(Customer Experience)の重要性 (1)営業店における顧客経験価値の実態 (2)経験価値のコントロール手法 (a)気づきを喚起する情報発信 (b)顧客アクションを誘発するコミュニケーション (c)理解を醸成するコンサルティング・サービス (d)快適な取引環境の提供 3.営業店戦略の見直しの前提となるデジタル・シフトの推進 (1)なぜデジタル・シフトは進まないのか (2)デジタル・シフトの推進に向けた対応 (a)顧客に向けた利用の啓発の重要性 (b)啓発推進に向けた取り組み 4.営業店戦略の新潮流 (1)営業店戦略のコンセプトと本邦金融機関の方向性:トランザクションチャネルからの脱却 (2)海外の営業店におけるベスト・プラクティスと取り組み事例 (a)店舗機能 (b)コーポレート・カラー等のデザイン要素 (c)顧客サービス 等 5.軽量化店舗についての考え方 (1)軽量化店舗及び共同化店舗の取り組み事例 (a)カフェ一体型等の複合機能店舗 (b)セルフ・サービス強化型店舗 (c)無人店舗 ほか (2)軽量化に向けたコンセプトと求められる店舗機能 6.戦略実現に向けたITの利活用 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |