株式会社セミナーインフォ

総合フィンテック企業への変身成功モデルである『平安保険』

～伝統的金融機関の事業構造と体質の転換～

受講区分	会場
開催日時	2019-11-25（月）　13:30～16:30
講師	経営企画研究所代表丹羽　哲夫　氏 1971年関西大学法学部卒　長銀総合研究所主席研究員を経て現在経営企画研究所代表　建設省、通産省の委員会委員歴任　著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数　専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新
開催地	カンファレンスルーム（株式会社セミナーインフォ内）
概要	日本の金融機関は、フィンテック企業に変身しようと努力をしている。しかし、長い歴史のレガシー（遺産）が変身を妨げているケースを多く見かける。同じレガシーに苦しみながら中国の平安保険（1988年創業）は、国内外から注目される程のフィンテック企業に変身を遂げている。創業時13人から始めた保険会社が中国のNO2保険会社にまで成長した。名称は保険会社であるが、実態は「生命保険・損害保険」「銀行」「投資」「フィンテック事業」の4事業セグメントを展開している総合金融グループ（子会社20社）である。総合金融グループの枠を超える経営戦略コンセプトを掲げ、「ライバルはテクノロジー企業」と言い切る先進的企業に変身を遂げている。伝統的な3事業セグメント（生命保険・損害保険、銀行、投資）別に説明する。さらに、注目のフィンテック事業と融合させている経緯と戦略・組織・独自開発の経営システムを具体的に説明し、日本の金融機関も変身の参考にするように工夫している。次に、4事業セグメントを個別に説明し、日本の業態別金融機関として学べるようにしている。中国において数少ない民間企業であり、変身成功モデルとして受講者に注目していただきたい。＜対象者＞ ■銀行とネット銀行の関係者 ■証券とネット証券の関係者 ■生命保険とネット生命保険の関係者 ■損害保険とネット損害保険の関係者 ■フィンテック企業の関係者 ■ブロックチェーンなどの最新IT技術の関係者
詳細	１．知られざる巨大な総合金融グループ（１）フォーチュン・グローバル500にランク（２）中国でNO2の保険会社（３）総合フィンテック企業への変身成功モデル企業（４）独自の経営戦略コンセプト（５）巨大な総合金融グループ（６）5つの生活サービス事業（７）積極的な新技術開発とべンチャー投資（８）日本の金融機関との提携２．フィンテック企業への変身プロセス（１）総合金融の模索期（２）総合金融の拡大期（３）ライバルの再定義（４）フィンテック変身期（５）注目すべき5種の生活サービスとの連携（６）目指す顧客経験価値の最適化（７）経営戦略に連動した組織・経営システムの構築（８）企業文化も変える（９）増加するクロスセル（10）民間セクターに加えて公的セクターに影響３．平安保険の事業構造（１）4つの事業セグメント（２）共通のプラットフォーム（３）ユニークなライバル比較分析（４）徹底した顧客経験マネジメント（５）生活サービスと金融の融合４．第1事業セグメント：生命保険、損害保険（１）生命保険（２）年金保険（３）医療保険（４）損害保険（５）独自の健康管理（６）日本企業も巻き込む（７）日本の金融機関が学ぶ点５．第2事業セグメント：銀行（１）銀行（２）リース（３）ファイナンス（４）P2Pに可能性を見出す（５）ブティック型銀行を計画（６）日本の金融機関が学ぶ点６．第3事業セグメント：投資（１）投資信託（２）証券（３）アセットマネジメント（４）オンライン資産運用（５）日本の金融機関が学ぶ点７．第4事業セグメント：フィンテック事業（１）陸金所（２）平安付（３）万里通（４）平安好房（５）健康互聯網（６）日本の金融機関が学ぶ点８．質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
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