EC2強間とモバイル3強との三つ巴競争 ~楽天VSアマゾンVSモバイル3強~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-06-26(水) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかる MBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | EC(電子商店街)の2強である楽天とアマゾンの競争は、共にビジネスモデルの転換を余儀なくしている。転換は戦略面で典型的に現れている。“戦略転換―1.ECはネット専業からネット&リアル融合への転換”である。この転換は進行中で完成形は見えていない。“戦略転換―2.ECを中核とする生態系では成長余力は乏しく、決済も含めた金融において強固な生態系を構築できるかいなかの競争”になっている。2つの戦略転換は、楽天とアマゾンの競争という枠を超えて「決済・金融ではモバイル3強(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)との競争」を招き、「モバイル3社の次期中核事業としてのEC事業参入」までももたらした。この段階に来た競争ステージでは、激しい三つ巴の競争となり、競争関係も錯綜してきた。その典型事例が、楽天とKDDIの業務提携である。この競争の構図を解明し、巨大なECプラットフォームと決済を含めた金融プラットフォーム構築の威力を明確にしていく。三つ巴の競争における5社の強み・弱みを比較分析しながら、決済・銀行・証券・生命保険・損害保険の5金融業態における今後の戦略展開を予測し、5金融業態の既存各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。 < 対象者 > ■銀行、地方銀行、ネット銀行の関係者 ■証券、ネット証券の関係者 ■生命保険、ネット生保、損害保険、ネット損保の関係者■投資信託の関係者 ■情報システムの関係者 |
詳細 |
1.熾烈な楽天とアマゾンの競争 (1)成長が減速してきた楽天市場 (2)急速な成長の小売型ECのアマゾン (3)2強ともネット&リアルのビジネスモデルへの転換 (4)アメリカにおけるアマゾンのリアル戦略とその限界 (5)アメリカにおけるウォルマートの反撃 (6)ネット&リアルの本格的競争ステージへ (7)ECの収益力低下を補う次世代中核事業の育成 2.次世代中核事業の育成 (1)楽天 (a)決済事業 (b)銀行事業 (c)証券事業 (d)生保事業 (e)損保事業 (2)アマゾン (a)決済事業 (b)リアル店舗事業 3.モバイル3強との多面的競争 (1)通信事業が直面した壁 (2)集客力があるEC事業の展開 (3)収益力がある決済事業 (4)銀行事業 (5)証券事業 (6)生保事業 (7)損保事業 (8) NTTドコモの強みと弱み (9)KDDI(au)の強みと弱み (10)ソフトバンクの強みと弱み 4.決済事業におけるECvsモバイル3強の競争 (1)クレジットカード (2)電子マネーとポイントカード (3)QRコード決済 (4)競争優位企業 (5)競争劣位企業 (6)勝敗の分岐点 (7)他の決済事業者への影響予測 5.銀行事業におけるECvsモバイル3強の競争 (1)預金獲得 (2)個人向け融資 (3)競争優位企業 (4)競争劣位企業 (5)勝敗の分岐点 (6)他の銀行への影響予測 6.証券事業におけるECvsモバイル3強の競争 (1)株式取引 (2)投資信託 (3)資産管理 (4)競争優位企業 (5)競争劣位企業 (6)勝敗の分岐点 (7)他の証券会社への影響予測 7.生命保険事業のECvsモバイル3強の競争 (1)医療保険 (2)年金保険 (3)競争優位企業 (4)競争劣位企業 (5)勝敗の分岐点 (6)他の生命保険会社への影響予測 8.損害保険事業のECvsモバイル3強の競争 (1)自動車保険 (2)自転車保険 (3)旅行保険 (4)競争優位企業 (5)競争劣位企業 (6)勝敗の分岐点 (7)他の損害保険会社への影響予測 9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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