ポイント会員サービスの最新動向と楽天の戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-02-06(水) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 安岡 寛道 氏 楽天株式会社 笠原 和彦 氏
【安岡 寛道 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 9:30~10:50【第一部】 自社発行の個別ポイントから始まり、現在では数多くの共通ポイントが生まれ、さらにはそのポイント会員に紐付く ID(付帯情報)を活用したビジネスも展開されるなど、ポイント会員サービスは数多くの事業者が導入し、さらに活用しています。流通やECなどでは、来店や購入機会、購入単価・数量増の優良顧客化につなげる取り組みが活発になっておりますが、一方でその原資負担の拡大、過当競争の激化、さらには情報漏洩リスクの増加なども見受けられます。また、各種提携による「経済圏」の構築の流れ、有益なポイントサービスの活用において、「攻め」と「守り」など、現状と今後の動向について、“楽天”の事例を紹介する前に、国内の傾向を中心に、その全体の潮流を解説します。 11:00~12:20【第二部】 2002年にネット上でサービスを開始したポイントプログラム「楽天スーパーポイント」。以降同ポイントシステムはネット上に限らず様々な場で、利用者の様々な要望に沿うよう形を変えながら、楽天は楽天ポイントを軸にした「楽天経済圏」を展開しています。 今や「楽天スーパーポイント」は会員数約9,900万という顧客基盤を持ち、ポイントの累計付与は1兆ポイントを突破しました。この巨大な経済圏の構築に至るまでに、楽天は如何に戦ってきたのか。楽天のポイント・決済の仕組みから、マーケティング/CRM/販売促進におけるポイントの活用、決済システムや人工知能「Rakuten AIris」等の今後の展開まで、楽天のポイントビジネスを巡る取組みについて具体的にご紹介いたします。 |
詳細 |
【第一部】 1.ポイントサービスの戦略的な位置付け (1)ポイントによるデータ把握の必要性の背景 (2)ポイントサービスの時代の変遷 (3)マーケティング・CRMとしての価値 2.ポイントサービスにおける消費者の動向 (1)ポイントは当たり前の時代 (2)ポイントに対する消費者意識 (3)共通ポイント事業者の利用者割合 3.共通ポイントをはじめとした提携による「経済圏」構築の流れ (1)経済圏の類型化 (2)経済圏を形成する共通ポイント事業者の提携 (3)経済圏に属する加盟店の動向 4.ポイントサービスの「攻め」としての活用 (1)会員ビッグデータ活用 (2)顧客誘導のストーリー(経験の旅)化 (3)決済・金融サービス 5.ポイントサービスの「守り」としての対策 (1)個人情報取得/提供のリスク (2)GDPR_(欧州の一般データ保護規則) (3)予防策/事後対策の必要性 【第二部】 1.ポイントシステムの変遷 (1)共通ポイントの発生 (2)1業種1社 (3)競合排他 (4)ポイント統合 2.ポイントを活用したデータマーケティング (1)エリアマーケティング (2)メニュー分析 (3)来店頻度管理 (4)POSクーポン 3.CRMから販売促進へ (1)CRM (2)ポイント付与スキームの変化 (3)メール、クーポン、来店促進 4.決済~ライフスタイル提案へ (1)決済システムの進化 (2)Rakuten AIrisのご紹介 5.楽天ポイントの実力 ~質疑応答~ ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください ※ 講演時間は前後する可能性がございます |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |